光波の護法印/Spectra Ward
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エンチャント — オーラ(Aura)
エンチャント(クリーチャー)
エンチャントされているクリーチャーは+2/+2の修整を受けるとともにプロテクション(すべての色)を持つ。この効果はオーラ(Aura)を取り除かない。(それは白や青や黒や赤や緑のものによって、ブロックされず、対象にならず、ダメージを与えられない。)
ついているクリーチャーに+2/+2修整とすべての色へのプロテクションを与えるオーラ・エンチャント。金属術を達成した刻まれた勇者/Etched Championのパワー・タフネスと能力をそのまま乗せたようになる。
すべての色へのプロテクションというのは尋常なものではなく、アタッカーとしてもブロッカーとしても極めて信頼度の高いクリーチャーを生み出せる。おまけにサイズへの修整も入るので、どうということのない中堅クリーチャーがいきなりフィニッシャークラスに化ける。さらにこの効果によりこれを含めたオーラが外されることはないので、あらかじめ他のオーラをつけておいてやればさらなる強化となる辺りが他のプロテクションとは一線を画す。装備品の装備を阻害しない点も見逃せないところ。
リミテッドにおいては、これのついたクリーチャーを対処することは極めて困難。一部アーティファクト・クリーチャーや暴君の機械/Tyrant's Machineで止まるものの、お手軽フィニッシャーを生み出せることに違いはないのでまず採用の余地はあるだろう。構築においては呪禁オーラデッキなどへの採用が考えられる。プロテクションと呪禁が除去耐性として一部被っている部分はあるものの、ブロックされなくなるのは意外と重要でスピーディにゲームを決める同デッキのコンセプトと噛み合っている。これのあとにオーラをつけることができなくなるが、大体どのオーラもこれよりは軽いのでまず先についているだろう。
- 他のオーラを阻害しない効果はデメリットにもなりうる。対戦相手が先につけてきた刺し傷/Stab Woundや硬化/Encrustをはずす目的では使えない。
ルール
- 光波の護法印が付与するプロテクションの効果は、これを含めていずれのオーラもオーナーの墓地に置くことはない。ただし、エンチャントされているクリーチャーが別の方法でプロテクション(白)を得た場合、光波の護法印は状況起因処理によりオーナーの墓地に置かれる。
- すでにクリーチャーにつけられているオーラが光波の護法印の影響を受けることはないが、エンチャントされているクリーチャーが1色以上の色を持つ別のオーラ呪文の対象となることはできない。