Rock Hydra
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Rock Hydra (X)(赤)(赤)
クリーチャー — ハイドラ(Hydra)
クリーチャー — ハイドラ(Hydra)
Rock Hydraはその上に+1/+1カウンターがX個置かれた状態で戦場に出る。
Rock Hydraに与えられるダメージ1点につき、その上に+1/+1カウンターが置かれている場合、それから+1/+1カウンターを1個取り除き、その1点のダメージを軽減する。
(赤):このターン、Rock Hydraに与えられる次のダメージを1点軽減する。
(赤)(赤)(赤):Rock Hydraの上に+1/+1カウンターを1個置く。あなたのアップキープの間にのみ起動できる。
多数の「首」(+1/+1カウンター)を伴って戦場に現れ、ダメージを受けるとその首が切り落とされていき、すべての首が失われると死ぬ。首を切り落とさせずに耐える(軽減する)こともできるし、切り落とされてもアップキープに新しい首が生えてくる。軽減能力は赤らしくはないが、非常に(元ネタの神話に見られる)ハイドラらしいハイドラである。
マナさえあればいくらでも巨大になれるのだが、1点ダメージごとに+1/+1カウンターが1つ減ってしまうので「ダメージで攻撃力が下がる」「ダメージが蓄積する」というデメリットといえる。もちろんマナがあればいくらでも軽減や強化ができるのだが、タイミングが限定されている上に起動コストも厳しい。
XマナをつぎこんでXダメージを入れて墓地に行くのであれば、X火力と同じようなもの。生還できればお得なのだからよいだろう、という感じで使われていた。
- ジャッジメントの幻影クリーチャーとは少し違うので注意。
- リバイズドまでのカードには、カードの文章に「+1/+1 counters (heads)」と書かれており、デザインの意図がとてもわかりやすい。しかし、当然ながら、Masters Edition 4で再録された際にはこの括弧は外されてしまった。
- カードの文章では、ダメージを「+1/+1カウンターを取り除くものとして処理する」としていたものの、現行オラクルでは、ダメージを「+1/+1カウンターを取り除いて、ダメージは軽減する」ことに置換する。そのため軽減されないダメージに対しては非常に弱い(+1/+1カウンターを取り除かれた上にダメージが残る)。例えば+1/+1カウンターが8個乗っていても狙いすましたなだれ/Pinpoint Avalancheで除去されてしまう。
- 「+1/+1カウンターを取り除く」代わりに「-1/-1カウンターを置く」とすると、後世のキーワード能力である萎縮に近くなる。ただしこちらも軽減する処理をしているわけではないことに注意。