ムンダ/Munda

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ムンダ/Munda戦乱のゼンディカー・ブロックのキャラクター。カードとしては戦乱のゼンディカー待ち伏せ隊長、ムンダ/Munda, Ambush Leaderが初出。

目次

解説

ゼンディカー/Zendikarコー/Kor。男性。がっしりとした体格で、髪はなく、頭部と腕に面晶体/Hedronを模した白く輝く刺青を入れている(イラスト)。

戦闘においては大胆にして狡猾。鎖で繋がれた2本の鉤で戦う。縄を編み、エルドラージ/Eldraziを捕らえ動きを封じる戦法から「蜘蛛/The Spider」の二つ名で呼ばれることもある。非戦闘時は気難しいコーには珍しく、明るく冗談好きな性格である(もっとも、常に生死の瀬戸際に置かれているがゆえに意識してやっている部分もあるようだ)。

ギデオン・ジュラ/Gideon Juraとは以前からの友人であり、彼の戦闘技術とリーダーシップを高く評価している。

経歴

限界点/Limits

司令官ヴォリク/Vorikの下で一団を率いてエルドラージと戦っていたムンダは、偶然にもギデオンと出会った。ムンダは友との再会を喜び、軽口を叩いた後、バーラ・ゲド/Bala Ged大陸がエルドラージに破壊され尽くしてしまったことを告げた。海を越えてタジーム/Tazeemにやって来るであろう生存者を海門/Sea Gateへと案内すべく、ムンダたちは海岸へ向かった。ギデオンもラヴニカ/Ravnicaでの別件を片付けた後、その地へ向かった。

海岸には数百人の生存者が上陸した。ギデオンが迫るエルドラージの群れを足止めし、その間にタズリ/Tazriの先導で避難民が峡谷をくぐり抜け、ムンダ率いるコーたちが鉄杭を峡谷の崖の上部に打ち込んだ。準備が整うと、魔道士が稲妻の呪文を唱え、鉄杭を通して白亜の崖に電流を流し、峡谷を崩落させてエルドラージを押し潰した。何日も寝ずに戦っているギデオンの動きは精彩を欠いていたが、ムンダたちの加勢もあり、群れはすべて倒された。助力に感謝するギデオンに、ムンダは非情な事実を報告した――巨大なエルドラージの群れが海門そのものへと向かっていると。

彼らの必死の抵抗も虚しく、海門は陥落した。

ニッサの探究/Nissa's Quest

ヴォリクが死亡し、新たな司令官であるギデオンの部隊長となったムンダは、はぐれた友人リーク/Leekを探して飛び出したゴブリン、ピリ/Piliを追いかけていた。このようなことは本来彼の仕事ではなかったが、ピリを戦士として認めていたムンダは、その命を無駄にするつもりはなかった。

彼はピリがおびき寄せてしまったエルドラージの群れと戦うニッサ・レヴェイン/Nissa Revaneと遭遇し、協力して群れを倒した。ムンダはニッサのことを見回りに出ているギデオンのレインジャーの一人だと考え、ニッサもそれを否定しなかった。彼はギデオンを褒め称え、自分が彼と以前からの知り合いであることを自慢したが、ニッサは空返事を返すだけであった。海門奪還に希望を見出すギデオンやムンダと、ゼンディカーそのものの魂を感じ、それが何らかの打撃を受けたことを感じているニッサでは、見ているものが違うのだ。ゼンディカーを「取り戻す」と言ったムンダに対し、ニッサはゼンディカーは誰の所有物でもないと反発しかけた――そのとき、彼らはすすり泣くピリを発見した。

ピリの目の前にあったのは崩落した地下洞窟であり、その中には多くのゴブリンと、リークら3人の亡骸が閉じ込められていた。ムンダとニッサは縄と鉤を用いて彼らを救出した。ムンダは多数の生存者が発見されたことを喜び、負傷者を空岩/Sky Rockに送る手配をし、彼らに海門奪還の計画を説明した。一方ニッサはピリとの会話の中で、ゼンディカーの魂がカルニの心臓/Khalni Heartに避難した可能性に思い当たる。

登場

登場カード

フレイバー・テキストに登場

戦乱のゼンディカー
軍団を破壊するもの/Breaker of Armies荒廃の双子/Desolation Twin

登場作品・登場記事

参考

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