不屈の神ロナス/Rhonas the Indomitable

提供：MTG Wiki

アモンケットの神々が一柱。緑の神は接死付き。顕現条件は、自身以外を参照する獰猛。

起動型能力は、自身以外に怨恨/Rancor相当のパワー修整とトランプルを付与するもので、これにより、パワー2のクリーチャーさえコントロールしていれば戦闘への参加制限をクリアできる。マナカーブに沿って「2ターン目に種となるクリーチャー。3ターン目にこれ。4ターン目に能力を起動して攻撃」と動けるため、条件の緩さと戦力として扱える早さ・確実性がサイクル中でも際立って優秀。テンポと引き換えにする事で、これ一枚からパワー合計を一気に7点増やせるため、ゴブリンの熟練扇動者/Goblin Rabblemasterもかくやという打点の爆発を見せる。

スポイラー時点からアモンケット最強の神として下馬評も高く、スタンダードでは早速緑系アグロで採用され、期待に違わぬ活躍を見せている。登場環境では自身の高パワーと噛み合う機体との相性も良く、特に使用頻度の多いキランの真意号/Heart of Kiranとも無理なく併用できる。

リミテッドでは言うまでもなく強力。サイズの大きさと破壊不能に加え、後半余りがちなマナをパンプアップに回せることから無類の強さを発揮する。

• 小技として、能力を2回起動すればパワー1以下のクリーチャーでも顕現条件を満たせるため、最終的には何かしらのクリーチャーが1体いれば済む。その意味でもやはりハードルの低さが分かりやすい。
• このサイズで接死持ちとなったのは、カードパワーを高くし過ぎないための調整なのだろう。墓所のタイタン/Grave Titanの項目も参照。

関連カード

サイクル

アモンケットの単色神サイクル。いずれも神話レアの伝説のクリーチャー。破壊不能と色に対応したキーワード能力を持ち、条件を満たしていない場合は攻撃もブロックもできない。

• 信義の神オケチラ/Oketra the True
• 周到の神ケフネト/Kefnet the Mindful
• 栄光の神バントゥ/Bontu the Glorified
• 熱烈の神ハゾレト/Hazoret the Fervent
• 不屈の神ロナス/Rhonas the Indomitable

ストーリー

ロナス/Rhonasはアモンケット/Amonkhetの神が一柱。蛇の頭を持つ活力の男神。ロナスにとって力こそが全てである。力とは、身体的な力強さ、速度、持久力、精神的な反射作用、意志力と決断力を含む。彼は完全な強さを得たと信じている。試練の他には主にナクタムンを襲撃する外敵の排除も担当しており、有事の際、都市と人々を砂漠の恐怖から守るべく、躊躇無く強力な武器と有毒な牙を振るう。

詳細はロナス/Rhonasを参照。

参考

• カード個別評価：アモンケット - 神話レア
• Amonkhet Invocations