蠍の神/The Scorpion God
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伝説のクリーチャー — 神(God)
-1/-1カウンターが置かれているクリーチャーが1体死亡するたび、カードを1枚引く。
(1)(黒)(赤):他のクリーチャー1体を対象とし、それの上に-1/-1カウンターを1個置く。
蠍の神が死亡したとき、次の終了ステップの開始時に、これをオーナーの手札に戻す。
アモンケット/Amonkhetの失われた神々の一柱。黒赤の神は、墓地から手札に戻る能力に加え、-1/-1カウンターが置かれているクリーチャーが死亡するとカードを引く誘発型能力、そして-1/-1カウンターを置く起動型能力を持つ。
能力にシナジーがあり相手のクリーチャーを除去しつつドローできるため、ボード・アドバンテージとハンド・アドバンテージを同時に稼ぐことができる。難点は3マナで-1/-1にしかならないため、中型~大型クリーチャーには効果が薄いこと。小型クリーチャーには高い制圧力が発揮できるものの、軽量クリーチャーを並べる高速ビートダウンに対しては悠長であり、除去が間に合うかは難しいところ。イフニルの魔神/Archfiend of Ifnirのような-1/-1カウンターをばらまく他のカードと同時に使う、あるいは自分のクリーチャーが死亡しても誘発することを活かして-1/-1カウンターを味方に置くクリーチャーとセットで使うなど、他のカードと上手く組み合わせたい。
- -1/-1カウンターを置く能力はストーリー通り破壊不能を持つ神を殺害できる。
関連カード
サイクル
破滅の刻の多色の神サイクル。いずれも神話レアの伝説のクリーチャー。
王神/the God-Pharaohことニコル・ボーラス/Nicol Bolasの色である青黒赤のうち2色を持つ。誘発型能力と、それとシナジーを持つ起動型能力、死亡したときに次の終了ステップの開始時にオーナーの手札に戻る能力を持つ。
- スカラベの神/The Scarab God(青黒)
- 蝗の神/The Locust God(青赤)
- 蠍の神/The Scorpion God(黒赤)
アモンケットに収録された試練の神々とは意図的に違ったデザインになっている。これは将来のデザインの幅を確保するためであり、またストーリー上の役割の違いの反映でもある。神 (アモンケット・ブロック)#開発秘話も参照。
ストーリー
蠍の神/The Scorpion God はアモンケット/Amonkhetの神の一柱。かつてニコル・ボーラス/Nicol Bolasに封印されていたが、ボーラスの再来と共に復活。試練の神々を葬り去る。
詳細は蠍の神/The Scorpion God (ストーリー)参照。