マッドサイカ
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マッドサイカ(Madness‘Tog)
エクステンデッドのローテーション後の開幕戦となったプロツアーロサンゼルス05で登場した、ゴルガリマッドネスと双璧をなす青緑マッドネスのバリエーション。 英語での表記は「Madness‘Tog」。
クリーチャー — 犬(Dog)
カードを1枚捨てる:野生の雑種犬はターン終了時まで+1/+1の修整を受けるとともに、あなたが選んだ1色の色になる。
2/2クリーチャー — エイトグ(Atog)
カードを1枚捨てる:サイカトグはターン終了時まで+1/+1の修整を受ける。
あなたの墓地にあるカード2枚を追放する:サイカトグはターン終了時まで+1/+1の修整を受ける。
伝説のアーティファクト — 装備品(Equipment)
装備しているクリーチャーが戦闘ダメージを与えるたび、梅澤の十手の上に蓄積(charge)カウンターを2個置く。
梅澤の十手から蓄積カウンターを1個取り除く:以下から1つを選ぶ。
・装備しているクリーチャーは、ターン終了時まで+2/+2の修整を受ける。
・クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで-1/-1の修整を受ける。
・あなたは2点のライフを得る。
装備(2)
かの「デッキ構築の天才」藤田剛史をして「このデッキは強い」と言わしめたほどにそのポテンシャルは高い。 高い安定性と幾多のシナジーに加え、サイカトグ/Psychatog、野生の雑種犬/Wild Mongrelの二大共鳴者を軸に金属モックス/Chrome Mox、けちな贈り物/Gifts Ungiven、梅澤の十手/Umezawa's Jitte等、当時の各スタンダード環境を支配したパワーカードを詰め込んだ一種のグッドスタッフデッキとも考えればその強さも理解できよう。
サイカトグ/Psychatogをマッドネスデッキの共鳴者として使用しようという発想はオデッセイ・ブロック当時にも存在したが、優秀な特殊地形が少なく、マナ・ベースがどうしても不安定になりやすかった。 だが、ラヴニカ:ギルドの都でのショックランドの登場を受けて、従来の青緑の構成に黒を容易にタッチすることができるようになったのである。→青黒緑マッドネス
けちな贈り物/Gifts Ungivenと壌土からの生命/Life from the Loam、サイクリングランドで手札を増強し、共鳴者のパンプアップに使用する。 梅澤の十手/Umezawa's Jitteは戦闘を優位に進める他、フェッチランドとショックランドの使用で激しく削られたライフを回復させる役割を持つ。 また、黒を足したお陰で、長らく青緑マッドネスの課題であった除去も容易になった。
サンプルレシピ
- 備考
- プロツアーロサンゼルス05準優勝(参考)
- 使用者:Billy Moreno
- フォーマット