最高の時/Finest Hour
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Finest Hour / 最高の時 (2)(緑)(白)(青)
エンチャント
エンチャント
賛美(あなたがコントロールするいずれかのクリーチャーが単独で攻撃するたび、そのクリーチャーはターン終了時まで+1/+1の修整を受ける。)
あなたがコントロールするクリーチャーが単独で攻撃するたび、それがこのターンの最初の戦闘フェイズである場合、そのクリーチャーをアンタップする。このフェイズの後に、追加の戦闘フェイズを加える。
賛美持ちのエンチャント。クリーチャーが単独で攻撃すると、追加の戦闘フェイズを加える。
2回とも単独で攻撃して賛美の恩恵を倍受けてもよいし、2回目は総攻撃してもよく、どちらにしても打点を高めることに大きく貢献してくれる。賛美デッキには、攻撃クリーチャーがピンポイントで除去されたときに苦しいという弱点があったが、その弱点も補うことができる。マナ・コストは重いが強力なエンチャントである。
- 追加の戦闘フェイズは、最初の戦闘フェイズの直後に追加される。その間にメイン・フェイズは追加されない。
- 追加の戦闘フェイズにクリーチャーが単独で攻撃した場合には、ふたたび賛美は誘発する。
- これを複数枚コントロールしていれば、その枚数分の戦闘フェイズが加えられる。ただし2回目以降の攻撃の後にはアンタップする能力は誘発しないため、警戒を有しないクリーチャーは別の手段でアンタップしない限り3回目以降の戦闘フェイズでは攻撃できないので注意。
- クリーチャーをアンタップできる白と青、追加ターンを得意とする青、倍化を最も得意とする緑が合わさることで、本来は赤の役割である追加の戦闘フェイズを加える能力となった異色のカードである。似た境遇のカードには、以前に赤白でドレインを行う稲妻のらせん/Lightning Helixがあった。(参考)
- 統率者戦では数多のラフィーク/Rafiq of the Manyとの組み合わせが有名。これを置いてラフィークが単騎で2回攻撃すると賛美×2が2回誘発して、通常戦闘フェイズに5/5二段攻撃となり10点、追加戦闘フェイズで7/7二段攻撃となり14点、合わせて一挙24点を叩き込める。ラフィークが統率者の場合、ブロックされなければ統率者ダメージにより一人を退場させる事が可能。別の統率者の場合もパワー3以上ならこれとラフィークで1ターン1殺ができる。
- finest hourとは1940年6月18日のイギリス下院演説「Their Finest Hour」[1][2]において用いられたウィンストン・チャーチルの有名な台詞であり、欧米文化圏では第二次大戦におけるイギリスの戦いを象徴する言葉の一つとなっている。グリクシスの悪魔達との悲壮な戦いに挑むバントの騎士達の心情を象徴的に表したカード名と言えよう。
「我々はこの責務に耐え、それを全うせねばなりません。後世、この時代こそが最高の時であったと語られる為に」― ウィンストン・レオナード・スペンサー・チャーチル