ディミーアの脳外科医、シアクー/Circu, Dimir Lobotomist

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2018年11月12日 (月) 02:38時点における053 (トーク | 投稿記録)による版
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Circu, Dimir Lobotomist / ディミーアの脳外科医、シアクー (2)(青)(黒)
伝説のクリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)

あなたが青の呪文を唱えるたび、プレイヤー1人を対象とし、そのプレイヤーのライブラリーの一番上のカードを追放する。
あなたが黒の呪文を唱えるたび、プレイヤー1人を対象とし、そのプレイヤーのライブラリーの一番上のカードを追放する。
あなたの対戦相手は、ディミーアの脳外科医、シアクーによって追放されたカードと同じ名前を持つ呪文を唱えられない。

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WHISPERのテキストは最新のオラクルに未対応です。「ライブラリー1つを対象とし、その」は「プレイヤー1人を対象とし、そのライブラリーの」に読み替えてください。

ディミーア家伝説のクリーチャーライブラリー削るだけでなく、追放したカードと同じ名前のカードを唱えることもできなくしてしまう。

呪文を唱えていくだけで対戦相手デッキのカードを次々と使えなくすることができるので、場合によってはかなり対戦相手プレイングを制限できる。特定のコンボパーツを利用するコンボデッキに上手く刺されば強力。ライブラリーの一番上戻すカードと組めば実用性が向上するので活用したい。

強力なシステムクリーチャーだが、タフネスが3と若干死にやすいので気をつけたい。

  • 青黒の多色呪文を唱えた場合には、カードを2枚追放できる。混成カード多色カードであることに注意。
  • 唱えることを禁止する能力は、このカードが戦場に出ている場合のみ有効である。また、唱えることを禁止されるのは、あくまでそのシアクーによって追放されたカード(と同名のカード)だけ。一度戦場を離れたのならば、その後に新たに戦場に出してもそれは別のシアクーである。
  • 自分のライブラリーのカードを追放することもできる。その場合もカードを唱えられないのは対戦相手である。
  • 多人数戦では対象のライブラリーの主以外にも唱えることを禁止する能力が適用される。
  • "Lobotomist"は直訳すれば脳葉切除術士(ロボトミー/Lobotomy手術を行う人)となるが、実際は必ずしも脳外科医であったわけではない。術式開発者は神経科医であり、「精神外科」を標榜した。

オラクルの変遷

ラヴニカ:ギルドの都印刷当時のテキストは以下の通り。


ディミーアの脳外科医、シアクー/Circu, Dimir Lobotomist (2)(青)(黒)
伝説のクリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)

あなたが青の呪文をプレイするたび、ライブラリー1つを対象とし、その一番上のカードをゲームから取り除く。
あなたが黒の呪文をプレイするたび、ライブラリー1つを対象とし、その一番上のカードをゲームから取り除く。
あなたの対戦相手は、ディミーアの脳外科医、シアクーによってゲームから取り除かれた、いずれかのカードと同じカード名を持つ土地でないカードをプレイできない。

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当時は追放は「カードをゲームから取り除く/remove a card from the game」 というルールだったため、3つの能力を持つこのカードには「プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーのライブラリーの~/target player's library.」まで書くスペースが無かった。そのため領域そのものも対象に選べるよう総合ルールが変更され、ライブラリーそのものを対象に選ぶ唯一のカードとなった。プレイヤー固有の領域を対象に取るデザインはプレイヤーが呪禁を得た場合以外には機能的に殆ど変わらないため、開発部は領域そのものを対象に選ぶデザインをこれ以降取り扱うことは無かった。

基本セット2010による総合ルール&オラクル変更によりオラクル上のテキストは大分スッキリし、プレイヤーを対象に選んでも文章欄に収まりそうになった。


ディミーアの脳外科医、シアクー/Circu, Dimir Lobotomist (2)(青)(黒)
伝説のクリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)

あなたが青の呪文を唱えるたび、ライブラリー1つを対象とし、その一番上のカードを追放する。
あなたが黒の呪文を唱えるたび、ライブラリー1つを対象とし、その一番上のカードを追放する。
あなたの対戦相手は、ディミーアの脳外科医、シアクーによって追放されたカードと同じカード名を持つ土地でないカードを唱えられない。

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だがシアクーが再録される機会が無く、使用頻度も低いカードだったので特に変更されることもなく放置された。

2017年4月のオラクル変更で3番目の能力が翻弄する魔道士/Meddling Mageなどと共に、同じ名前のカードのプレイを禁止するのではなく同じ名前の呪文を唱えられなくなるよう変更された[1]。これによって等時の王笏/Isochron Scepterなどのカードのコピーを唱えることを禁止できるようになった。

ギルド・キットでシアクーが再録されることを受け、開発部はいい機会と見て対象のルールから領域を除くとともに、2018年9月のオラクル変更とともに現在の文章のカードを印刷した[2]。この変更でプレイヤーの呪禁を通り抜けられなくなった。

  • 銀枠にはライブラリーを対象に取るカードが残っている。→Nerf War

関連カード

サイクル

ラヴニカ・ブロックの、ギルドマナを1つずつ含む伝説のクリーチャーサイクル。ギルドの持つ2つのを参照する能力を持つ。

子分(Henchmen)、ギルドの勇者(Guild Champion)、Guild Lieutenantなどのサイクル名で呼ばれ、ギルドの補佐的な役割の人物が多い。中にはギルド指導者もいる。

参考

  1. Amonkhet Update Bulletin(Feature 2017年4月28日)
  2. 『ラヴニカのギルド』オラクル変更(News 2018年9月28日)
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