色拘束
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色拘束(Colored-Mana Requirement)とは、呪文や能力のコストに含まれる色マナの数の多寡のこと。数が多い場合は「色拘束が強い/きつい/濃い」、少ない場合は「色拘束が弱い/緩い/薄い」などと表現される。
解説
一般に、色拘束の強いカードは多色デッキでは使いにくく、弱いカードはタッチでも使いやすい。同じ点数で見たマナ・コストのもので比較した場合、色拘束が強いカードのほうがカードパワーは高い傾向にある。
Duskdale Wurm / 夕暮れ谷のワーム (5)(緑)(緑)
クリーチャー — ワーム(Wurm)
クリーチャー — ワーム(Wurm)
トランプル(攻撃しているこのクリーチャーは余剰の戦闘ダメージをプレイヤーかプレインズウォーカーに与えることができる。)
7/7Pelakka Wurm / ペラッカのワーム (4)(緑)(緑)(緑)
クリーチャー — ワーム(Wurm)
クリーチャー — ワーム(Wurm)
トランプル
ペラッカのワームが戦場に出たとき、あなたは7点のライフを得る。
ペラッカのワームが死亡したとき、カードを1枚引く。
- 「マナ拘束」や「色マナ拘束」と言う場合もある。ただし、マナ拘束には別の意味もあるので、色拘束と呼ばれる方が多い。→マナ拘束
- 単色デッキである場合、基本的には色拘束の強さは特に気にしなくてもよい。ただし、無色マナしか出ないマナ基盤や、色マナを生み出すのにリソースの消費を伴うマナ基盤を採用する場合などは、少しは考える必要があるだろう。
- マナ・コストの色拘束以外が全く同性能である二つのカードを比較すると、色拘束が弱いカードは色拘束が強いカードの上位互換になる。
- ゲートウォッチの誓いにおいて「無色マナ・シンボル」が導入され、「無色マナでないと支払えないコスト」というものが新規に登場した。これも一種の色拘束であるといえる。
一覧
色マナの数 | 名称 | 初出 | 備考 |
---|---|---|---|
1 | シングルシンボル | リミテッド・エディション | |
2 | ダブルシンボル | リミテッド・エディション | |
3 | トリプルシンボル | リミテッド・エディション | 少ない |
4 | クァドラプルシンボル | リミテッド・エディション | かなり少ない |
5 | クウィンタプルシンボル | メルカディアン・マスクス | 単色カードは2種のみ存在(→ラッシュウッドの精霊/Rushwood Elemental、ギガントサウルス/Gigantosaurus) 混成カードを含めると12種存在 |
6 | セクスタプルシンボル | マナ・コストではイーブンタイド マナ・コスト以外を含めるとオデッセイ |
マナ・コストでは1種のみ存在(→尊原初/Primalcrux) マナ・コスト以外を含めると3種存在 |
8 | オクタプルシンボル | エルドラージ覚醒 | 1種のみ存在(→カルニのハイドラ/Khalni Hydra) |
- 銀枠では黒マナ・シンボル15個のカードあり。