魔力を持つペンダント/Charmed Pendant
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Charmed Pendant / 魔力を持つペンダント (4)
アーティファクト
アーティファクト
(T),カードを1枚切削する:その切削されたカードのマナ・コストにある色マナ・シンボル1つにつき、その色のマナ1点を加える。起動はインスタントとしてのみ行う。(例えば、そのカードのマナ・コストが(3)(青)(青)(黒)であったなら、(青)(青)(黒)を加える。)
風変わりなマナ・アーティファクト。ライブラリーの一番上のカードを墓地送りし、そのマナ・シンボルに応じて色マナが出る。
後年の彩色や信心に似たメカニズムであり、色拘束の強いカードとの併用が前提となる。後のカードではあるが、シャドウムーアの亜神サイクルやアラーラの断片の根本原理サイクルなどがヒットすれば爆発的なマナ加速をもたらしてくれる。とは言え、後述の通り「ハズレ」があり、ライブラリー操作などと併用しないとその不安定さを拭うことができないため扱いづらく、デッキには中々採用されない。コンボなどに使わないのであれば一般的なマナ・アーティファクトを優先した方が無難だろう。
- 土地などのマナ・コストの無いカードや、マナ・コストに色マナ・シンボルが含まれない無色のカードなどが墓地に置かれると、マナは一切生み出されない。
- この能力は起動タイミングに制限があるが、マナ能力であるため、スタックに乗ることなく解決される。
- 起動タイミングに制限があるのは出るマナが不定であるため。これから出るマナをあてにして呪文を唱えたものの、土地カードがめくれてマナが支払えなかった、ということを避けるためである。過去にも類似の例としてリスティックの洞窟/Rhystic Caveがある。
- 分割カードの場合は、それらすべてのマナ・コストを参照する。火+氷/Fire+Iceなら(青)(赤)が出るし、Who+What+When+Where+Whyなら各色のマナが1つずつ出る。
- 混成マナ・シンボルに対応できるよう、ルール文章が明確化された時期がある。現在テキストは元に戻っているが、混成マナ・シンボルのルール自体に同じ内容が定義されているため、機能は変わらない。
- 例えばセレズニアのギルド魔道士/Selesnya Guildmageが墓地に置かれた場合、(緑)(緑)か(緑)(白)か(白)(白)のいずれかを選んで加える。
注釈文
オラクルや印刷されたカードには次のような注釈文が書かれている。
(例えば、そのカードのマナ・コストが(3)(青)(青)(黒)の場合、あなたはあなたのマナ・プールに(青)(青)(黒)を加える。)
ここで例示されているカードは脊髄支配/Spinal Embraceである(参考)。
- イクサラン時点でマナ・コストが(3)(青)(青)(黒)であるカードは、脊髄支配の他にPrincess Lucreziaと目覚めし深海、レクシャル/Wrexial, the Risen Deepが存在する。(マナコストが(3)(青)(青)(黒)のカードを検索)