聖域の僧院長/Sanctum Prelate
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Sanctum Prelate / 聖域の僧院長 (1)(白)(白)
クリーチャー — 人間(Human) クレリック(Cleric)
クリーチャー — 人間(Human) クレリック(Cleric)
聖域の僧院長が戦場に出るに際し、数を1つ選ぶ。
マナ総量が選ばれた数に等しい、クリーチャーでない呪文は唱えられない。
白にたまに現れる、呪文を唱えることに制限を課す人間・クレリック。
3マナダブルシンボルで2/2と、素のスペックは標準をやや下回る。しかしその能力は強力で、対戦相手のデッキの主力のマナ域を止めたり、コンボデッキのエンドカードを完封できたりと多彩な使い方ができる。使用感としては翻弄する魔道士/Meddling Mageに近いが、特定のカードでなくマナ域そのものを禁止できるためこちらの方が範囲は広い。その分、自分も制限を受けてしまうが、デッキ構築段階でマナ域を散らすことで対応可能。クリーチャーを止められないのが玉に瑕だが、白は除去もクリーチャーも優秀なものを持っているため、そちらで対処できるだろう。
主戦場はレガシーで、その中でもDeath & Taxesが特に相性が良い。デッキ構成がクリーチャー主体のため使用者側は影響を受けづらく、クリーチャー・タイプが人間であるためデッキ内の他のカードを邪魔することなく魂の洞窟/Cavern of Soulsの恩恵を受けられ、霊気の薬瓶/AEther Vialによりインスタント・タイミングで出てくれば奇跡すらも封殺可能と、デッキ自体と強いシナジーを見せる。広大なカードプールを持つレガシーだが各々のデッキに入るカード自体は定番のものが多いため、最もよく効くマナ域を指定することはそう難しいことでもないだろう。基本的には1枚枠だが、青赤デルバーがあまりにも多い環境では数を増やすことも検討される。
- 能力のアイディア自体は、Gary Wiseが2001年のインビテーショナルで提出したカード案に近い。詳細は虚空の杯/Chalice of the Voidを参照。
- マナ・コストにXを含む呪文では、Xとして選んだ値を使用して点数で見たマナ・コストが選ばれた数に等しいかどうかを決める。例えば、選ばれた数が4の場合、マナ・コストがXRRであるクリーチャーでない呪文をX=2として唱えることはできないが、それ以外の値として唱えることはできる。(リリースノートより)