第10版
提供:MTG Wiki
第10版/Tenth Editionは、10番目の基本セット。2007年7月13日発売。全383種類(基本土地の絵違い含む)。エキスパンション・シンボルはローマ数字の「X」。
目次 |
概要
基本セット10作目とマジック:ザ・ギャザリング生誕15周年を記念し、黒枠が採用された。
収録カード
基本セットとしては初めて伝説のカードが収録された。その内訳は各色に2枚、アーティファクトに1枚。これらのうち、各色1枚はテーマデッキに収録されており、テーマデッキのパッケージ・イラストとして革命家チョー=マノ/Cho-Manno, Revolutionary、全能なる者アルカニス/Arcanis the Omnipotent、隆盛なるエヴィンカー/Ascendant Evincar、ピット・ファイター、カマール/Kamahl, Pit Fighter、マローの魔術師モリモ/Molimo, Maro-Sorcererが採用されている。
色対策カードとしてコールドスナップのものがサイクルで収録されている他、友好色を表すものとしてインベイジョンの織り手サイクルが収録されており、今まで以上に友好色と対抗色の関係が分かりやすく工夫されている。
なお、それとは別に詩神やウルザズ・レガシーのミシュラランドも5枚揃って収録している。
またブースターには、おまけのカードとしてトークン・カード(全6種)か、豆知識カード(日本語全11種、英語全12種)が1枚入っている(詳細)。そのため、1つのブースターパックには16枚のカードが入っている。
Foilカードは、すべての注釈文が省略されている。カードによっては、通常版には無いフレイバー・テキストが追加されている。なお、第10版からはFoilカードの封入率が1/56に若干上げられている。
第8版、第9版に続き投票企画「第10版を選ぼう」が行われ、カード、フレイバー・テキスト、イラストの選択が行われた。
大判のボックス・トッパー・カードは今回は無し。
関連商品
スターター
スターターは、日本語版が発売されず、ブースターパック2つと土地パック、ルール・インサートのみとかなり簡略化されてしまった。土地パックには次の大型エキスパンション、ローウィンの土地も封入されている。
ファットパック
第9版に続いてファットパックが発売された(英語版のみ)。構成は第9版のものとほぼ同じ。
- カードケース×2
- カードディバイダー(仕切り板)×6
- ミニポスター×1
- サイコロ型ライフカウンター×1
- 40枚入り土地カードパック×1
- プレイガイド×1
- ブースターパック×6
- プロプレイヤー・カード第二期×1
テーマデッキ
- チョー・マノの決意/Cho-Manno's Resolve
- アルカニスの策略/Arcanis's Guile
- エヴィンカーの暴虐/Evincar's Tyranny
- カマールの激怒/Kamahl's Temper
- モリモの力/Molimo's Might
パッケージ・イラスト
- ヴェクの聖騎士/Paladin en-Vec
- 深海の生息者/Denizen of the Deep
- 奈落の王/Lord of the Pit
- シヴのヘルカイト/Shivan Hellkite
- クウィリーオンのドライアド/Quirion Dryad