静電気の稲妻/Electrostatic Bolt
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Electrostatic Bolt / 静電気の稲妻 (赤)
インスタント
インスタント
クリーチャー1体を対象とする。静電気の稲妻はそれに2点のダメージを与える。それがアーティファクト・クリーチャーである場合、代わりに静電気の稲妻はそれに4点のダメージを与える。
対クリーチャー専用火力。通常のクリーチャーには2点のダメージだが、アーティファクト・クリーチャーに対しては倍の4点のダメージになる。
対戦相手にはダメージを与えられないので火力としての性能は相対的に低く、普通は使われにくい。しかし親和デッキ対策として優秀であり、当時の赤を含む多くのデッキでメインから採用された。同デッキに多いアーティファクト・クリーチャーやシステムクリーチャー(特に大霊堂の信奉者/Disciple of the Vault)に効果的であったことがその理由で、特に親和を利用して早いターンに戦場に出るマイアの処罰者/Myr Enforcerを1マナで除去できる数少ないカードとして重宝された。
パウパーでもマイアの処罰者や尖塔のゴーレム/Spire Golemなどに対抗できる1マナ火力として重宝されている。パウパーの環境では通常のクリーチャーでもタフネス2以下であることが多いので、アーティファクト・クリーチャー以外に対しても十分に役に立つ。
リミテッドでは文句のない性能のカード。アーティファクト・クリーチャーの多数存在するミラディン・ブロックなので、1マナのカードでありながらかなり広範囲のクリーチャーを除去できる。
- 乾燥/Parchに似ていなくもない。また、特定の相手に威力が増大する火力にはこれら以外にも稲妻の矢/Lightning Dartや破壊的なかがり火/Consuming Bonfireがある。
- のちに、対象となるクリーチャーの種別を問わずに4点ダメージを与えられる炎の斬りつけ/Flame Slashも登場した。ただし、そちらはソーサリーであり、インスタントであるこちらとは使い勝手が異なる。