再演

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再演/Encore
種別 起動型能力
登場セット 統率者レジェンズ
CR CR:702.141

再演(さいえん)/Encoreは、統率者レジェンズで登場したキーワード能力。これを持つカード墓地にあるときに機能する起動型能力である。


定義

再演 [コスト]/Encore [コスト]は、「[コスト],あなたの墓地からこのカードを追放する:各対戦相手につきそれぞれ、このカードのコピーであり、このターン可能ならそのプレイヤー攻撃するトークンを1体生成する。それらは速攻を得る。次の終了ステップの開始時に、それらを生け贄に捧げる。この能力ソーサリーとしてのみ起動できる。」を意味する。

解説

再演を求めるほどの活力を持って、戦場を駆け巡るクリーチャーもいる。再演は、クリーチャーの名作をもう一度蘇らせ、そのショーにすべての対戦相手を参加させる起動型能力を示す[1]起動コスト支払って墓地から追放することで、1ターンに限り自身のコピーを対戦相手の数だけリアニメイトすることができる。この能力で生成したコピートークンは各対戦相手に対する攻撃強制と速攻を持ち、次の終了ステップの開始時に生け贄に捧げられる。

ルール

  • 元のクリーチャー・カードは再演のコストとして追放される。再演に対応して墓地対策カードを使用して再演を妨害することはできない。
  • 「終了ステップの開始時に、それらを生け贄に捧げる。」というのは遅延誘発型能力である。これはもみ消し/Stifleなどで打ち消すことができ、一度打ち消せば再び誘発することはない。
    • トークンが何体いたとしても、この遅延誘発型能力は一つしか誘発しないため、もみ消し1枚で全ての再演トークンを生き残らせることができる。
  • 速攻は再演によってクリーチャー(のコピートークン)に付加される能力であるが、生け贄に捧げる効果はそのクリーチャーに付加される能力ではない。「すべてのクリーチャーは能力を失う」ような効果があった場合、再演によって生成されたクリーチャーは速攻を失うが、生け贄に捧げる効果は実行される。

開発秘話

再演は蘇生無尽不朽を組み合わせたようなメカニズムである。統率者レジェンズの展望デザイン段階で採用されていたメカニズム「幇間/Advocate[2]に問題があることが分かり、セットデザインが再演と入れ替えた[3]

また青黒の墓地テーマや白黒のトークン・テーマ、黒赤の生け贄テーマなど複数のドラフト・アーキタイプを繋ぐ橋渡しにもなっている[3]

その他

  • 複数のクリーチャーが戦場に出て攻撃を行い、生け贄に捧げられることを活かすためか、ETB能力や攻撃誘発能力、PIG能力を持つクリーチャーが多い。
  • 死を厭わずショーを演じるラクドス教団/The Cult of Rakdosをイメージさせる能力であるが、全てのに存在する。

脚注

  1. 統率者レジェンズ・リリースノート
  2. あなたの望みが『統率者レジェンズ』 その1(Making Magic 2020年10月26日)
  3. 3.0 3.1 あなたの望みが『統率者レジェンズ』 その2(Making Magic 2020年11月2日)

参考

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