敵意ある宿屋/Hostile Hostel
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土地
(T):(◇)を加える。
(1),(T),クリーチャー1体を生け贄に捧げる:敵意ある宿屋の上に魂魄(soul)カウンター1個を置く。その後、これの上に3個以上の魂魄カウンターがあるなら、それらのカウンターを取り除き、これを変身させる。その後、これをアンタップする。起動はソーサリーとしてのみ行う。
〔黒〕 アーティファクト クリーチャー — ホラー(Horror) 構築物(Construct)
忍び寄る旅館が攻撃するたび、あなたはあなたの墓地にあるクリーチャー・カード1枚を追放してもよい。そうしたなら、各対戦相手はそれぞれX点のライフを失い、あなたはX点のライフを得る。Xは、忍び寄る旅館によって追放されているクリーチャー・カードの枚数に等しい。
(4):忍び寄る旅館をフェイズ・アウトする。
土地からクリーチャーに変身する両面カード。泊まったクリーチャーを3体食べることで動き出す、ホラー・構築物の宿屋。
変身後の性能はなかなか強烈で、フェイズ・アウトによる除去耐性を持ちつつ、攻撃誘発能力でドレインを行う。これ自体のサイズも3/7と少々尻でっかちながら悪くなく、がっちりと守りつつ隙を見てライフを貪ってくれる。
難点は変身条件。ソーサリータイミング、かつ2マナ+クリーチャー1体を使ってカウンター (目印)が1つ。3つ乗ってようやく変身となるので、実質的なコストは合計6マナ+クリーチャー3体と非常に重い。新米密教信者/Novice Occultistなどの死亡時に誘発する能力を持つクリーチャーを使ったり、同セットで大量に出現する腐乱ゾンビ・トークンを食べるなど、アドバンテージを損なわないよう意識したい。前述の通り除去耐性はなかなか優秀だが、4マナと結構なコストがかかるので、変身直後に除去されてしまわないように注意が必要。
リミテッドであれば、クリーチャー同士が睨み合い硬直した盤面で変身できれば、攻撃しつつ、迎撃されそうになったらフェイズ・アウト。既に能力はスタックされているのでドレインが成立、とじわじわとライフを削り取っていく。コストのクリーチャーは前述のようにトークンを使ったり、引いてきた小型クリーチャーを用いれば戦線に隙を残さずに済む。
- 第2面の英語名は「忍び寄る」を意味する"creeping in"とかけたシャレ。
- 日本語名も「旅館」を本来の意味でなく、文字通りの「旅する館」と取れるようにしていると思われる。