スレイベンの大グール/Archghoul of Thraben
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自身や味方のゾンビが死亡するたびに、ライブラリーの一番上からゾンビを補充できるゾンビ・クレリック。
めくれたカードがゾンビの場合、公開して手札に加えることができ、不安定ながら盤面の損失を回復させることが可能。それ以外の場合でも諜報1相当のライブラリー操作になり、不要なカードや墓地に置きたいカードを落とすことができる。
誘発条件の都合上、基本的にはリミテッドにおいてゾンビ中心にピックできた場合に採用したい。だがこれ自体が3マナ3/2とそれなりの性能を持ち、最悪自分が死亡した際にライブラリー操作を行えるので、そうでなくともマナカーブに組み込んでおく価値はある。
スタンダードにおいては、同マナ域に病的な日和見主義者/Morbid Opportunistが存在。自身が死亡した時には誘発できないが、敵味方を問わず、また死亡したのがゾンビでなくとも、公開の必要すら無く確実に手札に加えることができる。こちらを採用する場合はゾンビであることを利用出来る部族デッキや、墓地に落とすことに意味のある降霊・フラッシュバックとの組み合わせ、条件さえ満たせば1ターンに何度でも誘発することを利用して腐乱・ゾンビ・トークンを多用するデッキに組み込むなど、ある程度の工夫をしておきたい。特に部族デッキの場合、同セットに登場している首無し騎手/Headless Riderと組むと凄まじいほどのアドバンテージを得られることも。
- ゾンビがめくれた場合でも、手札に加えずそのままライブラリーに戻したり、墓地に落としたりすることが可能。
関連カード
サイクル
イニストラード:真紅の契りのアンコモンのタイプ的カードサイクル。特定のクリーチャー・タイプとシナジーを持つカードで、それぞれイニストラード/Innistradの5つの主要種族に対応している。
- レジスタンス部隊/Resistance Squad(人間)
- 霊灯の罠/Geistlight Snare(スピリット)
- スレイベンの大グール/Archghoul of Thraben(ゾンビ)
- マルコフの報復/Markov Retribution(吸血鬼)
- 狼族ののけ者/Wolfkin Outcast - 婚礼壊し/Wedding Crasher(狼か狼男)
参考
- スレイベン/Thraben(背景世界/ストーリー用語)
- グール/Ghoul(背景世界/ストーリー用語)
- カード個別評価:イニストラード:真紅の契り - アンコモン