Xyru Specter (playtest)

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対戦相手にダメージを与えるたび、手札一枚か度胸試しかを選ばせるスペクター。度胸試しに負ければ手札2枚を罰として捨てる事になる。

「挑戦」メカニズムの駆け引きは面白いものの、基本的には選択権が相手にあることに変わりはない。リミテッドでこれの攻撃が通る5ターン目以降にこちらに黒い手札が2枚残っているかは怪しく、手札が1枚以下ならまず挑戦を選択される(そして何も起こせない)だろう。そして、手札が残っていれば単に1枚捨てることを選ばれてしまうだけである。

回避能力持ちとして見ても本体性能は低いが、腐ってもサボタージュ能力と飛行を併せ持っている事は確かなので、黒の濃いデッキに数合わせとして入れる事になるだろうか。

• タイプ行は「〜の召喚」という古い書き方になっている。劣悪な本体性能から見ても暗黒の儀式/Dark Ritualが使えた時代を思い起こさせるデザインと言えるだろう。
• このカードのデザイナーはRichard Garfield^[1]。
• 惑乱の死霊/Hypnotic Specterと深淵の死霊/Abyssal Specterの下位互換。

脚注

1. ↑ Unraveling the Mystery Booster/『Mystery Booster』の解明(Daily MTG 2019年11月14日)

参考

• カード個別評価：R&D Playtest card