荒廃のドラゴン、スキジリクス/Skithiryx, the Blight Dragon
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Skithiryx, the Blight Dragon / 荒廃のドラゴン、スキジリクス (3)(黒)(黒)
伝説のクリーチャー — ファイレクシアン(Phyrexian) ドラゴン(Dragon) スケルトン(Skeleton)
伝説のクリーチャー — ファイレクシアン(Phyrexian) ドラゴン(Dragon) スケルトン(Skeleton)
飛行
感染(このクリーチャーは、クリーチャーに-1/-1カウンターの形でダメージを与え、プレイヤーに毒(poison)カウンターの形でダメージを与える。)
(黒):荒廃のドラゴン、スキジリクスはターン終了時まで速攻を得る。
(黒)(黒):荒廃のドラゴン、スキジリクスを再生する。
ミラディンの傷跡で登場した、感染を持つ大型の強力なドラゴン。
黒のクリーチャーでありながら、飛行付きで5マナ4/4となかなかのマナレシオであり、自身が速攻を得る能力も持つため、奇襲にも使える。再生能力もあるため、戦闘や除去にも強い。
リミテッドではもちろん、構築でも十分活躍できるポテンシャルはあるものの、登場時のスタンダード環境に恵まれていない。ドラゴン全般の天敵とも言える悪斬の天使/Baneslayer Angelの存在に加え、闇の掌握/Grasp of Darkness・喉首狙い/Go for the Throat・四肢切断/Dismemberなど、黒であること(当時の黒に見られた恐怖/Terror系除去への耐性)や再生が除去耐性として通用しない強力な除去が溢れているせいで、フィニッシャーとしては少々不安を残してしまった。
- 最も活躍できるのは、やはり黒中心の感染デッキ。鞭打ち悶え/Lashwritheとの相性は抜群。6枚の沼(と、ファイレクシア・マナを支払うに十分なライフ)があれば、鞭打ち悶えの装備と速攻付与でいきなり一撃必殺の攻撃を仕掛けることができる。他にも変異原性の成長/Mutagenic Growthと速攻を合わせた奇襲性も抜群であり、二回の直接攻撃でゲームを終えることもできる。
- 感染デッキでは無くても、黒コントロールの中盤戦力として鞭打ち悶えとファイレクシアの十字軍/Phyrexian Crusader、そしてフィニッシャーとしてスキジリクスが採用されている場合がある。
- サイズこそ一回り小さいが感染のおかげで、悪斬の天使/Baneslayer Angelとダメージレースをする場合、スキジリクスの方がクロックは早い(悪斬の天使の4ターンに対し、スキジリクスは3ターン)。そのため別の除去や2枚目の悪斬の天使などを準備されるまでは、少なくとも膠着させる事はできる。スキジリクスは伝説のクリーチャーであり、2枚目を展開できないことを考えると、依然として不利ではあるが。
- クリーチャー・タイプにドラゴンとスケルトンを同時に持つ珍しいクリーチャーである。さらに2021年6月のオラクル変更でファイレクシアンが追加された。
- 炉のドラゴン/Furnace Dragonがファイレクシアの油に侵食されたもの。
参考
- 壁紙 (WotC)
- カード個別評価:ミラディンの傷跡 / ファイレクシア陣営 - 神話レア
- カード個別評価:ダブルマスターズ - 神話レア