黙示録、シェオルドレッド/Sheoldred, the Apocalypse

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2022年12月2日 (金) 17:07時点における126.33.161.148 (トーク) - whois による版
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Sheoldred, the Apocalypse / 黙示録、シェオルドレッド (2)(黒)(黒)
伝説のクリーチャー — ファイレクシアン(Phyrexian) 法務官(Praetor)

接死
あなたがカード1枚を引くたび、あなたは2点のライフを得る。
対戦相手1人がカード1枚を引くたび、そのプレイヤーは2点のライフを失う。

4/5

ドミナリア/Dominariaに新たな黙示録アポカリプスをもたらす伝説のファイレクシアン法務官あなたカード引くライフゲイン対戦相手がカードを引くとライフロスを発生させる。

4マナ4/5接死マナレシオ自体が優秀なのに加えて、能力によってターンを一巡するだけで4点のライフ差をつけられるためライフレース面において有利に立ちやすい。

自分のライフゲインについては、他のドロー手段を絡めればさらに効率よくライフを回復できる。特に黒で定番のライフロス付きドローとの相性が良好で、ライフロスを帳消しにするどころかかえってライフが増えるようなケースすらある。 対戦相手へのライフロスについては、キャントリップを含めて多くのデッキで利用される追加ドローにプレッシャーをかけることができるうえ、いざというときには、こちらから相手にドロー呪文を使うことであたかも対本体火力のような効果も狙える。

登場直後のスタンダードは彼女にとって恵まれた環境であり、その採用率は高い。P/Tの大きさに加え攻撃しなくても機能するので放浪皇/The Wandering Emperorをケアできるため除去されづらく、相手が対処に苦慮している間にじわじわライフを削っていくことができる。加えてペインランドが多用される環境であるため、こちらがライフゲインでそのダメージを埋め合わせられるのに対して、相手は目に見えて時間が無くなるためにプレッシャーが見かけ以上に強い。しかし4マナというコストは環境においては若干重めで、これ自体は特に除去耐性を持っているというわけでもないために逆にいえば放浪皇以外の除去手段では呆気なく割られがち。長く維持できれば強力な反面即効性のある能力ではないため、召喚してからターンを回す前に死亡もしくはバウンスされてしまうと目も当てられないことになる。闇雲にこのカードを出すのではなく維持するための工夫も問われるだろう。

リミテッドでも文句無しのボムレア。これ自体を除去することが難しいうえに墓地回収カードが多いため、有効な解決手段が羅利骨灰/Tear Asunder程度しかないのも凶悪さに拍車をかけている。比較的遅く膠着しやすい環境なのも追い風。

  • 互いにシェオルドレッドをコントロールしている場合、APNAP順ルールに従い非アクティブ・プレイヤー側の能力から先に解決される。
    • 通常は効果が相殺されて結果的にライフは元に戻るが、残りライフが少ない時はこれにより決着がつくことがあるので注意。ドロー効果を対戦相手のターン中に使うようにすれば、先にライフを回復することができるため安全である。
  • エターナルであればヨーグモスの取り引き/Yawgmoth's Bargainを組み合わせることでカードを引ききることすら可能。
  • MTGアリーナでは、対戦相手がこれをコントロールしている場合、優先権保持のチェックを付けていなくてもあなたのアップキープに自動で進行が停止する(自動的に優先権を放棄しない)。これはアップデートで追加された機能で、それ以前はドロー・ステップ前に除去するタイミングがあったにも関わらず、チェックを入れ忘れたことで無駄にライフを失うということがしばしば起こっていた。

関連カード

ストーリー

新ファイレクシア/New Phyrexiaにとっての障害を排除するため、ドミナリア/Dominariaへと送り込まれたシェオルドレッド/Sheoldred。彼女の完全勝利を阻むカーン/Karnと彼の持つ酒杯/The Sylexは対処すべき最優先事項である。

詳細はシェオルドレッド/Sheoldredを参照。

脚注

  1. Episode 5: A Whisper in the Wind/メインストーリー第5話:風の中の囁き(Magic Story 2022年8月18日 Langley Hyde著)
  2. Dominaria United States of Design, Part 1/『団結のドミナリア』デザイン演説 その1Making Magic 2022年8月29日 Mark Rosewater著)

参考

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