碑出告と開璃/Hidetsugu and Kairi

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2023年4月23日 (日) 11:25時点におけるMenchi (トーク | 投稿記録)による版
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Hidetsugu and Kairi / 碑出告と開璃 (2)(青)(青)(黒)
伝説のクリーチャー — オーガ(Ogre) デーモン(Demon) ドラゴン(Dragon)

飛行
これが戦場に出たとき、カード3枚を引く。その後、あなたの手札にあるカード2枚をあなたのライブラリーの一番上に望む順番で置く。
これが死亡したとき、対戦相手1人を対象とする。あなたのライブラリーの一番上にあるカード1枚を追放する。そのプレイヤーはその追放されたカードのマナ総量に等しい点数のライフを失う。それがインスタントやソーサリーであるカードなら、それをマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。

5/4

青黒伝説のクリーチャーコンビは、神河/Kamigawaより碑出告/Hidetsugu)と開璃/Kairi)。ETB渦まく知識/Brainstormを、PIG対戦相手を対象に自分のライブラリーを利用したライフロスかつインスタントソーサリーコスト踏み倒しを行う。

色拘束は強いが5マナ5/4のフライヤーであり、戦場に出た時点でカード・アドバンテージを得られるのは嬉しい。近年では珍しく占術でも濾過でもなく珍しく戻す先がライブラリーの一番上のため、シャッフルを併用しない限りはいらないカードを戻しても引き直す羽目になってしまうが、元から手札にあったカードも選べるため融通がききやすい。死亡誘発のほうも、めくれるカード次第では大きな数値のライフロスに追加のアドバンテージまで得られる。そのまま運任せだと半分ぐらいの確率で土地がめくれてがっかりすることになるのでライブラリー操作を組み合わせるのが前提のカード。往年のドラコ爆発よろしく大ダメージを狙うのも面白い。別途サクり台を用意する、自爆特攻で迎撃させる等してETBの積み込みをスムーズに活かしてPIGを起動するのが強いデザインである。

伝説のクリーチャーではあるが、2体目を場に出すことで大きなメリットが得られるため腐りにくい(詳細後述)

当たり前だが追放除去に弱いので白系統と戦う際には注意が必要。

リミテッドではこれ自身が飛行を持つファッティということで強力。終盤に出した場合は疑似的に3ターン先までに引くはずのカードにアクセス出来るため、今引き勝負になった時に非常に強い。死亡誘発もリミテッドの性質上使えるかどうかは微妙なラインだがダメージレースになると地味に嫌らしく、除去されても最後の数点を削り取っていく場合もあるだろう。

構築では性質的には堅実にアドバンテージを稼いでいくコントロールデッキに高い適性を持つ。インスタント、ソーサリーを多く採用したデッキのフィニッシャーとしての役割が基本となるだろう。死亡誘発を能動的に使えるサクリファイスにも一定の適正があるが、このサイズのカードを生贄にするのは非常にリスクが大きので、運用は慎重に。 同スタンダードではアトラクサを主軸に据えたリアニメイト系デッキが多く活躍しているため、色の合う死体鑑定人などを念頭に「手札をデッキに戻せる」という点を活用することも難しくはない。

小規模ながらライブラリーを操作する能力なので、原型である貪る混沌、碑出告/Hidetsugu, Devouring Chaosや開璃とのシナジーも、同居期間は短いながら存在する。

関連カード

サイクル

機械兵団の進軍の2人のキャラクターがコンビになった伝説のクリーチャーサイクルレアに2色の組み合わせの10枚が、神話レアに楔の3色の組み合わせの5枚が存在する。

これらのストーリー上での扱いは公式記事の『機械兵団の進軍』の伝説のチームたちを参照。

レア
神話レア

ジャンプスタート・ブースター用カードにも単色スーラクと殺し爪/Surrak and Goreclawが存在する。

脚注

  1. 『機械兵団の進軍』一部カードにおけるテキスト訂正のお知らせとお詫び(MTG日本公式 2023年4月8日)

参考

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