生体武器
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生体武器/Living Weapon | |
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種別 | 誘発型能力 |
登場セット | 多数 |
CR | CR:702.92 |
生体武器(せいたいぶき)/Living Weaponは、ミラディン包囲戦で初登場したキーワード能力。それを持つ装備品が戦場に出たときに誘発する誘発型能力である。
Flayer Husk / 皮剥ぎの鞘 (1)
アーティファクト — 装備品(Equipment)
アーティファクト — 装備品(Equipment)
生体武器(この装備品(Equipment)が戦場に出たとき、黒の0/0のファイレクシアン(Phyrexian)・細菌(Germ)クリーチャー・トークン1体を生成し、その後これをそれにつける。)
装備しているクリーチャーは+1/+1の修整を受ける。
装備(2)
定義
生体武器/Living Weaponを持つ装備品が戦場に出たとき、黒の0/0のファイレクシアン・細菌・クリーチャー・トークンを1体生成し、その後これをそれにつける。
解説
ETBでクリーチャー・トークンを生成しつつ、それにつけるキーワード能力。
「装備先がいないと腐る」という装備品の弱点を、装備先を伴うことで解消したメカニズム。装備品単体でクリーチャー・カードとして換算できるため腐らず、装備能力を起動する手間を省くこともできる。ただし、その分マナ・コストも装備コストも重めに設定されている。
ミラディン包囲戦で初登場し、新たなるファイレクシア、統率者2015、モダンホライゾン2、ファイレクシア:完全なる統一統率者デッキ、機械兵団の進軍統率者デッキで再登場した。
ルール
- トークンを生成し、それにつけるまでが一連の能力である。能力の解決中にはトークンのタフネスは0だが、装備品が与える修整によってタフネスが1以上になったならば、状況起因処理のチェック時に墓地に置かれることはない。
- 通常の装備品と同様に、装備能力を起動して他のクリーチャーにつけ替えることもできる。ただし、他の何らかの効果でタフネスを増加しておかない限り、トークンは状況起因処理で墓地に置かれる。
- 統率者戦において、固有色の決定にはそのカード自身の色とルール・テキストのマナ・シンボルのみが参照される。生体武器を持つ無色の装備品は、生成されるトークンの色は黒だがルール・テキストに黒マナ・シンボルを含まないので、固有色は黒ではなく無色である。詳細は固有色の項を参照。
その他
- モダンホライゾン2発売に伴い、生成されるトークンにファイレクシアンが追加されるように改定された。新ファイレクシア/New Phyrexiaの技術であることがより際立った。
- その性質上、生体武器を持つ装備品は、基本的にタフネスに修整を与える能力を持つ。
- 生体武器を持つ装備品のこと自体を生体武器と呼ぶことも多い。
- ミラディンの傷跡ブロックの全ての生体武器が合体するとこうなる(一番下)。
- 装備品自体のカードパワーを上げすぎずにプレイアブルなカードを生み出せるため、#類似カードも登場している。
- トークンは用いないが、換装装備品もこの系統の一種とみなせる。
- ファイレクシア:完全なる統一では、トークンが赤の2/2のレベルになったミラディン/Mirrodin版、ミラディンのために!が登場した。
類似カード
- 基本セット2020の有色装備品サイクル
- カルドハイムの部族装備品サイクル
- フラクタルの装具/Fractal Harness(統率者2021)
- 逆刺の針/Barbed Spike(モダンホライゾン2)
- ゴブリンのモーニングスター/Goblin Morningstar(フォーゴトン・レルム探訪)
- 市民の鉄梃/Citizen's Crowbar(ニューカペナの街角)
- 百戦錬磨のフライパン/Field-Tested Frying Pan(指輪物語:中つ国の伝承統率者デッキ)
参考
- Germ Warfare: The Flavor of Living Weapon(Internet Archive) / 細菌の戦い:生体武器のフレーバー (WotC、2011年3月9日、文:Doug Beyer)
- What Do You Do for a Living Weapon? / 生体武器に何をする? (WotC、2011年3月7日、文:Mark Rosewater)
- ストーム値:『ミラディン』『ミラディンの傷跡』ブロック(Making Magic 2018年6月11日)
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