雷落としの幕開け/Thunderous Debut
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クリーチャー2体を大規模に濾過するソーサリー。協約していた場合は手札ではなく戦場に出る。
なんといっても20枚という濾過枚数が圧巻。単純に60枚デッキでこれを8ターン目に唱えたとして、ライブラリーの半分近くを見られる計算となる[注釈 1]。そのため、不発の心配はほぼ無い。
普通に唱えても呼応した呼集/Shared Summonsにマナ効率で大きく劣る程度の手札補充でしかないため、可能な限り協約して踏み倒し呪文として使いたい。
ただし、大規模なライブラリーからの踏み倒しは競合先が多いのがネック。登場時のスタンダードだけでも2体踏み倒しという点でより軽い多元宇宙の突破/Breach the Multiverseと似通っており、モダン以下のフォーマットではサーチするため確実性の高い歯と爪/Tooth and Nailという強力なライバルがいる。これだけの枚数を見ながら墓地を介さずサーチでもないため、対策カードに引っかかりづらい点で差別化したい。
- 20枚というのは、枚数が固定の濾過ではエルドレインの森時点で最大の値。
- イラストで呼び出されているのは、豆の木のワーム/Beanstalk Wurm(イラスト)とストームケルドの先兵/Stormkeld Vanguard(イラスト)と思われる。
- なぜか後者は本人のカードと異なり熊に乗っていない。