嘲笑+負傷/Insult+Injury

提供:MTG Wiki

2024年1月21日 (日) 20:01時点におけるはくまい (トーク | 投稿記録)による版
移動: 案内, 検索

Insult / 嘲笑 (2)(赤)
ソーサリー

このターン、ダメージは軽減できない。このターン、あなたがコントロールする発生源がダメージを与えるなら、代わりにそれはその点数の2倍のダメージを与える。

Injury / 負傷 (2)(赤)
ソーサリー

余波(この呪文はあなたの墓地からのみ唱えられる。その後、これを追放する。)
クリーチャー1体と、プレイヤー1人かプレインズウォーカー1体を対象とする。負傷はその前者に2点のダメージを与え、その後者に2点のダメージを与える。


単色余波分割カードは、ダメージ倍化+軽減不可効果と、ソーサリー版の突き/Lungeの組み合わせ。

嘲笑はソーサリーのため奇襲効果は薄いものの、倍になるのは自分のコントロールする発生源からのダメージのみであり、戦闘相手側の損害を一方的に増やすことができる。軽減阻止に関しては環境次第で有効性が大きく変わるが、刺さる相手には刺さる効果。

負傷はコスト・パフォーマンスは悪いものの、システムクリーチャー等の除去、最後の数点を削る、プレインズウォーカーの対策など出来ることは少なくない。また、同じターンに両方唱える事で、6マナ重いものの4点ダメージで中堅クリーチャーも射程範囲になる。

登場時のスタンダード環境では、有力な軽減カード試練に臨むギデオン/Gideon of the Trialsぐらいであったが、基本セット2019参入後は、濃霧/Fog系呪文を多用するターボネクサスへの対策としてサイドボードに採用されるようになった。ターボネクサス側の対策が否認/Negateくらいしか存在しないのもあり、効果的な対策カードになっている。

リミテッドでは嘲笑だけでもエンドカードになり得る。負傷もクリーチャープレイヤー両方に飛ぶ火力として有用。

  • 「add insult to injury」で「ひどい目に合わせて追い打ちをかける。踏んだり蹴ったりにする。」という意味の慣用句。

ルール

  • 「同一のイベントにつき同じ置換効果を2度以上適用することはできない」というルールCR:614.5)により、このカード単体で無限ループを起こすことはない。
    • 1ターンに嘲笑を何度も唱えれば、それぞれの効果が適用され、ダメージが4倍、8倍と次々に増加する。
  • 「ライフを失う」ことは、「ダメージ」とは別物なので、この置換効果の影響を受けない。

関連カード

サイクル

アモンケット余波を持つ単色分割カードサイクル。いずれもレア

参考

MOBILE