12代目ドクター/The Twelfth Doctor
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伝説のクリーチャー — タイム(Time) ロード(Lord) ドクター(Doctor)
各ターン内であなたがあなたの手札以外から唱える1つ目の呪文は実演を持つ。(あなたがその呪文を唱えたとき、これをコピーしてもよい。そうしたなら、対戦相手1人を選び、これをコピーさせる。パーマネント呪文のコピーはトークンになる。)
あなたが呪文1つをコピーするたび、12代目ドクターの上に+1/+1カウンター1個を置く。
WHISPERのテキストには誤りがあります。「タイム・ロード」は「タイムロード」と読み替えてください。
手札以外から唱えた呪文に実演を付与し、呪文をコピーするたび強化される伝説のタイムロード・ドクター。
手札以外から唱えるというプロセスを踏む必要はあるが、呪文を追加コスト無しにコピーできる能力は強力である。フラッシュバックや当事者カードなどの元々手札以外から唱えられるカードを使うのはもちろん、過去へ帰還せよ/Return the Pastや衝動的ドローなど、手札以外から唱える術を付与できるカードと組み合わせても良い。
実演ゆえに相手にもコピーを渡してしまうという点がこのカードのデメリットであり、同時にメリットでもある。単純に枚数的な面では対戦相手にアドバンテージを与えてしまうが、統率者戦においては不利なプレイヤーを援助する政治的な使い道もできる。また、集団意識/Hive Mindよろしくペナルティ能力のある呪文を押し付ける手も考えられる。色の合わない契約や、栄光の幕切れ/Glorious Endを押し付けて敗北を狙うことが可能。
ドクターのコンパニオンでは、黒であるクララ・オズワルド/Clara Oswaldやヴィスラー・ターロー/Vislor Turloughと相性が良い。豪華の王、ゴンティ/Gonti, Lord of Luxuryのような、追放領域を介して相手のカードを奪う黒いカードが使えるようになるためである。衝動的ドローが行えるヤズミン・カーン/Yasmin Khanも相性が良いが、固有色が増えないのが難点。
ルール
- 1つ目の能力(実演付与)
- 実演付与の条件は「最初に唱えた呪文であり、かつ手札以外から唱えられた場合」ではなく「手札以外から唱えた呪文のうち、最初に唱えたもの」である。
- 12代目ドクターが戦場に存在するようになってからではなく、ゲームの状況を見る。例えばあなたが統率領域から12代目ドクターを唱えたならそれが1つ目の呪文であり、そのターン中は実演は付与されない。
- この能力は常在型能力であり、実演によるコピーを作り出す誘発型能力は唱えられた呪文側が持つ。すなわち、クララ・オズワルド/Clara Oswaldがいても実演が追加で発生するわけではない。
- 2つ目の能力(強化)
- この能力は、スタック上の呪文をコピーした場合のみ誘発する。等時の王笏/Isochron Scepterなど、「特定の領域にカードのコピーを作り出し、それを唱える」能力では誘発しない。(カードをコピーした後に呪文にしているため。CR:109.2、CR:707.12)
関連カード
- 初代ドクター/The First Doctor
- 2代目ドクター/The Second Doctor
- 3代目ドクター/The Third Doctor
- 4代目ドクター/The Fourth Doctor
- 5代目ドクター/The Fifth Doctor
- 6代目ドクター/The Sixth Doctor
- 7代目ドクター/The Seventh Doctor
- 8代目ドクター/The Eighth Doctor
- ウォードクター/The War Doctor
- 9代目ドクター/The Ninth Doctor
- 10代目ドクター/The Tenth Doctor
- 11代目ドクター/The Eleventh Doctor
- 12代目ドクター/The Twelfth Doctor
- 13代目ドクター/The Thirteenth Doctor
- 逃亡ドクター/The Fugitive Doctor
- The Fourteenth Doctor
- The Fifteenth Doctor