針落とし/Needle Drop

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WHISPERのルール文章は最新のオラクルに未対応です。「クリーチャー１体かプレインズウォーカー１体かプレイヤー１人を対象とする」は「１つを対象とする」に読み替えてください。

キャントリップつき火力。ただし使用条件付き。

火力呪文でのキャントリップは珍しい上に、普通のキャントリップ付きよりも重くなりがちなため、それだけを見れば1マナとしては破格。使用条件の面を見ても、赤はダメージを与えやすい（＝条件が揃い易い）上に、手札も尽きやすいため、構築でもそこそこの出番があった。

特に、他の火力と組み合わせてクリーチャーを除去する際、ありがちな「あと1点足りない」現象をカード・アドバンテージ損無く解決できるのが便利。実際は1マナで1点追加しているだけなのだが、ショック/Shockを3点火力に、火葬/Incinerateを4点火力に、と上乗せできることは、思いのほか盤面への影響が大きい。コンバット・トリックさながらにも使え、最低限のデッキ圧縮効果もある。かゆいところに手が届く、地味ながら良カード。

ただし、他のダメージソースと組み合わせることが前提なので、単体では腐る上、与えるダメージは所詮最低値であるため、過信は禁物。

パウパーのバーンではよく採用されている火力の1枚。特に熱錬金術師/Thermo-Alchemistとの相性は抜群で、その収録以降は採用率が大幅に上がっている。

• 使用条件を付ける代わりに軽くなった加撃/Zapともいえる。

• つっかかり/Lash Outとはイラストとカード名が交換されている^[1]。

[編集] 参考

1. ↑ Lorwyn Burn Swaps(Internet Archive)(Arcana 2007年12月11日)

• カード個別評価：ローウィン - コモン