あられ石のヒル/Alabaster Leech
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白のヒルは1マナ1/3。献身の勇士/Devoted Heroに厳しいペナルティ能力がついてタフネスが1増えたものといえる。
1マナなので早いうちに唱えたいが、そうすると他の呪文が唱えにくくなり、どうしようもない。優秀なウィニークリーチャー群を有する白にして、パワー1で他にメリット能力がないのも考えどころ。素直にサバンナ・ライオン/Savannah Lionsや先兵の精鋭/Elite Vanguardなどを採用したい。
コントロールデッキのブロッカーとしてはそれなりに使えるが、白メインだとペナルティ能力が厳しく、タッチしてまで使いたいかと言われると微妙な性能である。
この使い勝手の悪さから、白の最弱クリーチャーとして語られることも少なくない。さらにレアなのも、このカードの低評価ぶりに拍車をかけている。
- およそ20年の時を経た基本セット2021にて、遂にペナルティ能力が取り払われた上位互換のバニラ、堅牢な盾仲間/Staunch Shieldmateが登場。クリーチャーの質が向上した結果というのもあるが、やはりペナルティに見合うコスト・パフォーマンスではなかったということだろう。
- カスレアの割合が高いと言われるサイクルの中でも特に評価が低いカードで、The 100 Worst Magic: The Gathering Cards Of All Time ではサイクルの中で唯一ランクインしている。2004年に発表されたランキングでランクインしていないのが不思議なくらい。
- Alabasterとは彫刻などに使われる「雪花石膏」の事で、その代用品として「あられ石」などが使われることがある。石膏の壁/Alabaster Wallのカード名にも登場しているほか、純白の秘薬/Alabaster Potionでは意訳されている。
[編集] 関連カード
[編集] サイクル
インベイジョンのヒルサイクル。宝石の名を冠し、その色の呪文を唱えるためのコストが、色マナ1つ分多くなるデメリットを持つ。
- あられ石のヒル/Alabaster Leech
- サファイアのヒル/Sapphire Leech
- ざくろ石のヒル/Andradite Leech
- ルビーのヒル/Ruby Leech
- 翡翠のヒル/Jade Leech