傲慢なジン/Haughty Djinn
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Haughty Djinn / 傲慢なジン (1)(青)(青)
クリーチャー — ジン(Djinn)
クリーチャー — ジン(Djinn)
飛行
傲慢なジンのパワーは、あなたの墓地にありインスタントやソーサリーであるカードの枚数に等しい。
あなたがインスタントやソーサリーである呪文を唱えるためのコストは(1)少なくなる。
奇怪なドレイク/Enigma Drakeとゴブリンの電術師/Goblin Electromancerの能力を併せ持つジン。
3マナと軽量かつ、削剥/Abradeを始めとする3点火力を耐えるタフネス4のフライヤーと中々のコスト・パフォーマンス。青を軸に大量のスペルを投入する中速系デッキに高い適性を有する。
登場時のスタンダードでは青単テンポに採用される。発見への渇望/Thirst for Discoveryや考慮/Considerのような相性の良いディスカード付きドローと同居し、上手く維持することで高打点の強力なフィニッシャーを目指せる。同様に墓地のインスタントやソーサリーを参照するトレイリアの恐怖/Tolarian Terrorも共に採用され、トレイリアの恐怖が防御的な役割、傲慢なジンが攻撃やリソース確保の役割を担うスタイルが多い。ただし墓地を一掃されると0/4に成り下がるため、戦場に出てしまえば影響を受けないトレイリアの恐怖以上に墓地対策を苦手とする点には留意したい。
- 青単色の3マナ、パワー可変でタフネス4の飛行、ドミナリア/Dominaria出身でレアのジンという事で大嵐のジン/Tempest Djinnに通じるものがある。比較すると、色拘束及び置物としての性能で優るが、打点の不安定さで劣る。カードプールが広がると優秀な墓地対策も増えるため、傲慢なジンの打点の信頼性は低下する。
- 追加コストに対してもコスト軽減は適用される。そのため攪乱プロトコル/Disruption Protocolを無条件で2マナで唱えることが可能。
ストーリー
このジンはトレイリア/Tolariaにある塔の上空を浮かんでいる。煙や霧と魔法を用いて学者の服装を模倣しているが、その態度はまさに傲慢である。
素敵な衣装だ。なんていうか……質素だね。
- 出典
- Dominaria United States of Design, Part 2/『団結のドミナリア』デザイン演説 その2(Making Magic 2022年9月5日 Mark Rosewater著)