冒涜的布告/Blasphemous Edict
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Blasphemous Edict / 冒涜的布告 (3)(黒)(黒)
ソーサリー
ソーサリー
戦場に13体以上のクリーチャーがあるなら、この呪文のマナ・コストを支払うのではなく(黒)を支払ってもよい。
各プレイヤーはそれぞれ、自分が選んだクリーチャー13体を生け贄に捧げる。
13体という凄まじい数の生け贄を要求する布告除去。戦場に存在するクリーチャーが13体以上いれば黒マナ1つで唱えられる。
本流のセットでは長く登場していないが再生を許さない点も含め、余程で無ければ滅び/Damnationと同等の全体除去として機能するだろう。対戦相手の破壊不能も貫通できる点では上回りすらする一方、自分も破壊不能で被害を回避できなくなった点はマイナス。どちらにせよ5マナというマナ総量も許容範囲、1マナで唱えられるのであれば破格のコスト・パフォーマンスと言える。互いにクリーチャーを展開しての殴り合いが軸となるリミテッドではリセットカードという時点で有効。1マナならもちろん、5マナで唱えることになったとしても十分すぎるリターンを得られる。
コストの軽減条件である13体は自分のクリーチャーもカウントされる。必然、盤面を無傷で抑えることは出来なくなるが、トークンなど質の低いクリーチャーを出せるデッキでは割と1マナで唱える機会もあるか。
- 13に関連する全体除去としては冒涜の行動/Blasphemous Actおよび招待制/By Invitation Onlyが存在する。前者は「戦場のクリーチャーに応じて軽くなる」、後者は「生け贄に捧げる」と言う共通点がある。いずれも忌み数を取り扱うイニストラードのカード。
- ボーダーレス版のイラストでは13人の村人が死神の太鼓に釣られて楽しそうに踊っているが、その道先には犠牲者を引き入れようと手を伸ばしている沼地が待ち構えている。アートカードだとより分かり易い。