ヨーティアの兵/Yotian Soldier
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2024年11月17日 (日) 14:21時点におけるAerugo aeruginosa (トーク | 投稿記録)による版
警戒を持った高タフネスのアーティファクト・クリーチャー。
パワーは低いが、警戒を持つので攻撃しておいてもブロック要員は減らない。アーティファクト・クリーチャーとしてのコスト・パフォーマンスアンティキティー初出時の基準では非常によく、のちに再録されたミラディンの基準でも決して悪くはない。
構築での採用にも耐える性能であり、例えばMark Rosewaterは当時の記憶として「(自力で3/3のブロッカーになれる)ミシュラの工廠/Mishra's Factoryへの解答だった」「フォールン・エンパイアのOrder of the Ebon HandやOrder of Leitburに強く、よく採用されていた」と述べている[1]。第4版再録時にも恐怖/Terrorが効かずに稲妻/Lightning Boltに耐え、プロテクション持ちの騎士対策としても優秀な点を買われて用いられることも多かった。もっともミラディン再録時にはパワー不足のため見向きもされなかった。
ミラディン・ブロックにおけるリミテッドでは基本カードとされる。パワーの低さも、環境に多数存在する装備品で補うことができた。特にヴァルショクの篭手/Vulshok Gauntletsとの組み合わせは素晴らしい。
- のちのエクソダスで、同じマナ総量と性能を持つ白の常備軍/Standing Troopsが登場した。
- 第5版では「アーティファクト・クリーチャーとしては低コスト」という理由で収録されなかった[2]。
- ヨーティア/Yotiaという地名は、兄弟戦争/Brothers' Warの際にその舞台の一つとなった国(ウルザ/Urzaの項目を参照)。なぜ、その名前が異なる次元/Planeである金属世界ミラディン/Mirrodinに出てくるのか、という疑問が生まれるが、その答えはフレイバー・テキストに書いてある[3]。
詩人は他の世界の物語の一節を夢見る。工匠は他の次元のアーティファクトの青写真を夢見る。
- 元々、Yotiaはおもちゃ(toy)のアナグラム"yot"に国をあらわす"-ia"を加えたもの。つまり「おもちゃの兵隊」の意味だった。
- ミラディンでの再録時に兵士のクリーチャー・タイプを獲得した。
[編集] 参考
- ↑ Drive to Work #791 – Antiquities, Part 2(ポッドキャスト 2020年11月13日)
- ↑ Taming the Flames(Duelist誌17号の記事)
- ↑ Yotian Soldiers - Wayback Machine(2011年4月26日アーカイブ分)(Arcana 2011年3月24日 Monty Ashley著)