クロニクル
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クロニクル(英:Chronicles、略号:CH、CHR)は、『第4版』を拡張するために作成された小型カードセット。収録カードは全125種類(ウルザランドの絵違い含む)で、1995年9月に発売が開始された。
エキスパンション・シンボルは各カードごとに再録元となったエキスパンションのものが記されており、『クロニクル』独自のものは無い。
"Chronicles"は「年代記」の意。
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概要
先だって発売された『第4版』の拡張版として発売されたカードセットであり、ルール上も『第4版』の一部として扱われる(『第4版』が使えるフォーマットで使用可能)。
販売形態はアンコモン3枚、コモン9枚からなる12枚入りのブースターパック(⇒変則的な稀少度)のみであった。このパッケージには、軸受にエキスパンション・シンボルが刻まれたアンティーク調の地球儀が描かれている。
収録されたカードの特徴
『クロニクル(年代記)』の名の通り、当時すでに絶版になっていた『アラビアンナイト』、『アンティキティー』、『レジェンド』、『ザ・ダーク』から再録されたカードのみで構成される。収録されたカードにはマルチカラーのものも含まれ、『レジェンド』の伝説のエルダー・ドラゴンクリーチャーサイクルの再録が特に話題を呼んだ。
基本セットの延長であるため、飛び抜けて強力なカードは収録されていないが、アーナム・ジン/Erhnam Djinn、堕天使/Fallen Angel、ブーメラン/Boomerangなど、トーナメントの第一線で使用されたものもある。ウルザランドや真鍮の都/City of Brassなど、後にブレイクするカードも収録されていたが、当時の環境ではそれほど注目されなかった。
なお、収録されたカードの外枠は基本的に白枠であるが、日本語版ではアラビアンナイトからザ・ダークまでのセットが発売されていないため、それらから再録されたものは黒枠となっている。
ルネッサンス
『リバイズド・エディション』と『第4版』が販売され、かつ『クロニクル』が販売されていないイタリア語・ドイツ語・フランス語の3言語版では、『ルネッサンス』というセットにおいて『クロニクル』に相当する補完が行われた。