攻撃制限
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攻撃制限/Attacking Restriction(または単にRestriction)とは、クリーチャーが攻撃することを禁止する効果のこと。
Desperate Castaways / 自暴自棄の漂流者 (1)(黒)
クリーチャー — 人間(Human) 海賊(Pirate)
クリーチャー — 人間(Human) 海賊(Pirate)
あなたがアーティファクトをコントロールしていないかぎり、自暴自棄の漂流者では攻撃できない。
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[編集] 解説
戦闘に際して選択肢が限定されるため、あなたのクリーチャーが持つ場合はデメリット、対戦相手のクリーチャーに与える場合はメリットとなる効果。ブロック制限とは対を成す。
攻撃制限を持つクリーチャーは青と赤に多く、対戦相手のクリーチャーに攻撃制限を与える効果は白と青に多い。青には大海蛇/Sea Serpentなど生息条件としてこれを持つクリーチャーが多かった。生息条件が廃止されたあとも、その名残、あるいは水棲生物というフレイバー表現のためにしばしば用いられる。
- 亡霊の牢獄/Ghostly Prisonのように攻撃にコストを課すものも広い意味では攻撃制限の一種だが、通常は含まれない。
[編集] ルール
- 攻撃制限は、攻撃クリーチャー指定ステップのターン起因処理において、クリーチャーを攻撃クリーチャーとして指定する際にのみ影響する。
- 攻撃クリーチャーに指定された後で攻撃制限が付与されたり、条件付き攻撃制限の条件を満たさなくなっても、戦闘から取り除かれることは無い。
- 攻撃制限の有無に関係なく攻撃している状態で戦場に出すことができる。
- 攻撃制限、および攻撃強制に矛盾するような攻撃クリーチャーの指定はできない。ただし、その結果として攻撃強制が無視されることはありえる。詳細は攻撃強制の項を参照。
- そのほか、攻撃自体の基本的なルールに関しては攻撃および攻撃クリーチャー指定ステップの項を参照。
[編集] 参考
引用:総合ルール 20231117.0
- 5 ターンの構造
- 508 攻撃クリーチャー指定ステップ
- 508.1 まず、アクティブ・プレイヤーは攻撃クリーチャーを指定する。このターン起因処理はスタックを用いない。攻撃クリーチャーを指定するには、アクティブ・プレイヤーは次の手順を踏む。攻撃クリーチャーの指定中のどこかの時点でアクティブ・プレイヤーが手順を完了できなくなったら、その指定は不正である。ゲームは指定の始まる前まで巻き戻される。(rule 728〔不正な処理の扱い〕参照。)
- 508 攻撃クリーチャー指定ステップ