虎威将軍 趙雲/Zhao Zilong, Tiger General
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伝説のクリーチャー — 人間(Human) 兵士(Soldier) 戦士(Warrior)
馬術(このクリーチャーは、馬術を持たないクリーチャーによってはブロックされない。)
虎威将軍 趙雲がブロックするたび、それはターン終了時まで+1/+1の修整を受ける。
三国志の英雄の1人、趙雲のカード。守戦に強いと言われた趙雲像そのままに、やはり防御的な能力を持つ。
しかし、火攻め/Fire Ambushや亡霊の出現/Ghostly Visitなど除去にめっぽう弱く、同じマナ・コストの列聖の武将 関羽/Guan Yu, Sainted Warriorの方が実用的である。
- 「虎威将軍」とは、趙雲が軍中で呼ばれていた通り名である。
歴史上の人物
趙雲、字は子龍。常山郡真定県(現在の河北省正定県)の人。身長は八尺(約184cm)と高く、姿や顔立ちが際立って立派だったとされる。元々は官民の義勇兵を率いていたが、後に劉備の騎馬隊長となり、以後劉備に仕えることになる。
建安13年(208年)、劉備が曹操の大軍に追われて逃走したときには、趙雲は劉備の息子阿斗を自ら抱えて守り、また甘夫人(劉備の夫人)を保護した。この功績により牙門将軍に昇進した(『三国演義』では、この時趙雲は曹操の軍勢100万の中を1騎で駆け抜け、前後して甘夫人と阿斗を救い出し、槍と剣とを振るって曹軍の名将だけでも50人余りを倒した事となっており、演義中屈指の名場面となっている。)。
この後も武勲を重ね、鎮東将軍に昇進した。その5年後、魏軍の大攻勢に対して?芝と共にあえて囮となり、寡兵の為箕谷で敗北したものの兵員をうまく動かしたため大敗には至らなかった。劉備はこの兵の運用法を聞き、趙雲を「全身が肝だ」と称えた。
翌年に没し、長男の趙統があとを継いだ。
『三国演義』では趙雲は五虎大将の1人、非常に勇猛、かつ義に篤い槍の達人として関羽、張飛に並ぶ武将として記されている。三国志の中でも最も人気のある人物の1人である。