ジャッカロープの群れ/Jackalope Herd
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Jackalope Herd / ジャッカロープの群れ (3)(緑)
クリーチャー — 兎(Rabbit) ビースト(Beast)
クリーチャー — 兎(Rabbit) ビースト(Beast)
あなたが呪文を唱えたとき、ジャッカロープの群れをオーナーの手札に戻す。
4/5このカードの場合、自分でインスタントを唱えて当て逃げや除去の回避などができるので完全にデメリットというわけではないが、後続のクリーチャーが呼べず、ハルマゲドン/Armageddonのようなカードで場を固定するわけにもいかないので、不利な側面の方が大きいと言えそう。
エクソダスの発売前に書かれたコラム『エクソダス・スカウト・レポート』(Duelist#28・デュエリスト・ジャパンvol.4掲載)では、アーナム・ジン/Erhnam Djinnと同等のサイズで当時の強力な壁であった花の壁/Wall of Blossomsで止まらず、コントロール奪取に耐性があり、神の怒り/Wrath of Godを躊躇する必要がない能力であったため、エクソダスの要注目のカードの一枚として書かれていたが、結果は大した活躍もできずにローテーション落ちになった。
同時に登場したドルイドの誓い/Oath of Druidsによってより大きなクリーチャーが容易に場に出るようになり、大変動/Cataclysmによって《神の怒り》があまり使われなくなったなどと、ある意味出る時期が悪かったのかもしれない。だからといって、当時よりもクリーチャーの質が上がっている現在ではもう使われることはないだろう。
- 直後に書かれたコラム『悟りの教示者』(Duelist#29-30・デュエリスト・ジャパンvol.5掲載)には、MVPカードとして書かれていた理由が掲載された。筆者が環境の変化の事を考慮していなかったのがMVPカードとして高評価された原因らしい。
- ジャッカロープというのはいわゆるUMA。未確認生物である。アンテロープやシカの角がついた兎だと言われていて、名前もジャックラビット(ノウサギの一種)とアンテロープから来ている。
- 2008年のオラクル改正で兎のクリーチャー・タイプを獲得した。