穏やかな霞/Halcyon Glaze
提供:MTG Wiki
Halcyon Glaze / 穏やかな霞 (1)(青)(青)
エンチャント
エンチャント
あなたがクリーチャー呪文を唱えるたび、穏やかな霞はターン終了時まで、それの他のタイプに加えてエンチャントでもある、飛行を持つ4/4のイリュージョン(Illusion)・クリーチャーになる。
4/4の飛行クリーチャーに変身するエンチャント。3マナと比較的軽いのだが、クリーチャー化するにはクリーチャー呪文をプレイする必要がある。また、その条件の都合上、相手のターンにクリーチャー化するのは難しい。
リミテッドではクリーチャーを並べて殴りあう形が基本なので、クリーチャー化できる機会も多くそれなりに優秀なカードとなる。 構築でも4/4のフライヤーでありソーサリー・タイミングの除去をほぼ受けない特性を活かして、コンスタントにクリーチャー化できるデッキ構築をすれば活躍できるだろうか。
- 場に出たクリーチャー自体は召喚酔いで攻撃してこないのだが、代わりにこいつが殴ってくるので結構痛かったりする。
- 粘体マンタ/Plaxmantaなどの瞬速持ちクリーチャーを使えばインスタント・タイミングでクリーチャー化することもできる。ブロック内に瞬速を持つクリーチャーは粘体マンタのみなのでそれほど警戒することも無いが、可能性はゼロではないので頭の隅に入れておこう。
- クリーチャー化すると当然召喚酔いの影響を受けてしまうので、これをプレイしたターンにクリーチャー呪文をプレイしてもそのターンは殴りに行けない。
訳語
カード名は誤訳の可能性がある。"Halcyon"はギリシャ神話上の鳥、"glaze"はガラス製の覆いのことである。
神話上で"Halcyon"は風波を沈める平和の象徴であって、確かに「穏やかな」の意でも用いられる。しかしイラストと能力、フレイバー・テキストを考慮すれば、鳥に変化するガラスととらえた方が良さそうだ。
- ちなみに日本語版のフレイバー・テキストは英語版に倣い、韻を踏んだものとなっている。
地より散りばめ、窓より惑いて、空へと供える。― 霞のまじない
"Earth to æther, window to wonder, stillness to the sky."― Glazing incantation