機知の戦い/Battle of Wits
提供:MTG Wiki
1970年1月1日 (木) 09:00時点における (トーク)による版
オデッセイ・ブロックで登場した勝利条件カードの1つ。 初めて見た時は誰もが驚愕し、誰もが真面目に使おうとしなかったこのカードが後に化ける(?)ことになる。
サイクル中唯一、勝利条件を満たすためにゲーム中の行動を必要としない。 ゲームが始まれば既に条件クリアのデッキ構築が可能で干渉もされ辛いため、撃てば勝つカードに限りなく近い。 ただこれをキーカードに据えるとデッキ枚数が通常の4倍近くなり肝心のドローやデッキの安定性が不安定になってしまう。 そこで大量のサーチや効果の近いカードを詰め込むことでデッキ全体のバランスを可能な限り揃えてカバーする、バベル戦略が開発されることになった。
- プリズマティックではフォーマットの特性から、最初から禁止カードとなっている。
- カードのテキスト中に書かれた数字としては、200はFalling Starの360に次いで大きいもの。(MaRoのクイズショーによる。ただし現在のOracleではこの360は消滅している)
- カード名を含めていいなら十万本の矢集め/Borrowing 100,000 Arrows、さらにマナ・シンボルを含めていいならGleemaxが最大か。
いずれにせよ、ちょっと反則気味な答えかもしれないが。
- 開発当初は勝利条件が100枚だったが、テストプレイを繰り返した結果、かなり達成しやすかったので一気に2倍になった。
- 使う際はデッキが崩れないよう注意。対戦相手に面倒なシャッフルを強いることもあり、ゲーム外の面で評判がよろしくない珍しいカード。
- トーナメントで対戦中にライブラリーが倒れるなどで警告の可能性が高いので注意。
- Magic Workstationで使う場合も、最初のデッキの読み込みやシャッフルに時間がかかる。使用前に対戦相手に確認を取った方がいいかもしれない。実際にバベルを拒否してゲームを立てる人もいる。
- Magic Onlineでも多少は重くなるが、気にとめるほどではない。
ただしライブラリーの枚数が多いと、探すときに全てのカードを表示させるためにメモリを大量に食うはめになる。
- Apprenticeではそもそも多すぎるライブラリーに対応してないためバベルは組めない。(ただし、ソリティアモードならデッキを回すことは出来る。)
- 下記の通り、オデッセイ・ブロックではこれを含めた5種類の勝利条件カードが存在したが、これだけが第9版で再録。
その後、今度は第10版では死闘/Mortal Combatが再録された。持ち回りなのだろうか。
- オデッセイと第9版ではフレイバー・テキストの和訳が微妙に違う。
「ウィザード」が第9版では「魔術師」と訳されている。
サイクル
オデッセイ・ブロックの勝利条件カード。