ザスリッドの悪魔/Xathrid Demon
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Xathrid Demon / ザスリッドの悪魔 (3)(黒)(黒)(黒)
クリーチャー — デーモン(Demon)
クリーチャー — デーモン(Demon)
飛行、トランプル
あなたのアップキープの開始時に、ザスリッドの悪魔以外のクリーチャーを1体生け贄に捧げる。その後、各対戦相手はその生け贄に捧げられたクリーチャーのパワーに等しい点数のライフを失う。クリーチャーを生け贄に捧げることができない場合、ザスリッドの悪魔をタップし、あなたは7点のライフを失う。
奈落の王/Lord of the Pitのリメイク。点数で見たマナ・コストが1マナ軽く、アップキープに課せられたコストであるクリーチャーを生け贄に捧げる能力に対戦相手に生け贄に捧げたクリーチャーのパワー分のライフを失わせる効果が付き、強化されている。その半面で、生け贄を用意できなかった場合、タップ状態になり自分が7点のライフを(ダメージではなく)失うことになるため、奈落の王で可能だった、短期決戦を目論んでダメージ覚悟で生け贄を用意しなかったり、絆魂/Lifelinkをつけてダメージを帳消しにするといったことはできない。 とにかく、メリットとデメリットの両面が強化されているだけに、アップキープコストは奈落の王のそれように軽視はできない。奈落の王以上に生け贄の確保が重視されるだろう。
基本スペックもさることながら、その能力で上手く中堅クリーチャーを生贄に捧げてダメージ源にできればあっという間に対戦相手を敗北に追い込むことができる、フィニッシャーとして非常に高い性能を持つクリーチャーである。
- 上記のように奈落の王との比較は一長一短。例えば、平和な心/Pacifismなどのオーラで行動を妨害された場合でも、ザスリッドの悪魔ならば生け贄に捧げるクリーチャーがいる限りクリーチャーを撃ち出す砲台のように働く。一方黒の防御円/Circle of Protection: Blackを使ってデメリットを無視、とはいかない。
- 一緒に使用出来る期間は短かかったが、ローウィン・シャドウムーア・ブロックと使えた当時は苦花/Bitterblossomが最適のトークン製造機だった。もちろん同ブロックの頑強との相性も良い。