ラッキーチャーム
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ラッキーチャーム(Lucky Charm)は、「特定の色の呪文が唱えられるたびに(1)を支払えば1点のライフを得られる」アーティファクトのサイクルの俗称。
初心者に、ちょっとのライフを得るだけのカードは弱いんだ、ということを教えるためのカード、と言ってよいだろう。長い間基本セットに収録され続けていたが、構築環境では黎明期にかすかに使われたのみで、またアンコモンのスペースを占めていたため、中級者以上のプレイヤーには迷惑者扱いされていた。
- 第6版で現在の誘発型能力に変更される前は、1点のライフを得る起動型能力であり、「誰かが(色)の呪文をかけるのに成功したときにしか使えず、1つの呪文について1回しか使えない」という制限がついていた。
関連カード
主な亜種
いくつか類似品も登場している。
- 誘発条件がアーティファクト呪文に(→Urza's Chalice)。
- クリーチャーが戦場から墓地に置かれると誘発する(→魂の網/Soul Net)。
- 自分のアーティファクトが戦場から墓地に置かれると誘発する(→Tablet of Epityr)。
- 重くなったが色を選べるようになり、回復量が増した(→宝飾の首飾り/Jeweled Torque)。
ダークスティールのサイクル
第8版まで皆勤賞であったがあきらかにパワー不足とされ、ダークスティールで「ライフを得るのにマナが不要」となった亜種が作られ、第9版以降ではこちらが採用になっている。
テンポ面で大幅に強化され、現実的に得られるライフも増えた。そのため、デッキの構成によってコンボ補助のように使われたり、色対策としてサイドボードに入ることもある。
なお、これらは第9版や第10版の、対応する色のテーマデッキに1枚ずつ入っている。
- 天使の羽根/Angel's Feather
- クラーケンの目/Kraken's Eye
- 悪魔の角/Demon's Horn
- ドラゴンの爪/Dragon's Claw
- ワームの歯/Wurm's Tooth
こちらのタイプの類似品には以下のものがある。
- 色が選べるようになり、マナ能力も得た(→極楽の羽飾り/Paradise Plume)。
- アーティファクトかエンチャントが戦場から墓地に置かれると誘発する(→屑鉄の山/Scrapheap)。