Ramses Overdark
提供:MTG Wiki
伝説のクリーチャー — 人間(Human) 暗殺者(Assassin)
(T):エンチャントされているクリーチャー1体を対象とし、それを破壊する。
4/3レジェンドの多色の伝説のクリーチャーとしては、比較的強いほうの1枚。もっとも、後にウルザ・ブロックでエターナルエンチャントが作られるまではあまり注目されてはいなかった。
純粋クリーチャー戦力としては、6マナで4/3はちょっと貧弱。だが、オーラがつけられているクリーチャーをタップだけで破壊できる能力は悪くない。つまり、エターナル・エンチャントとのギミックにより、マナだけで毎ターンクリーチャーを除去できることになる。例えばマナ・コスト(1)(黒)の落胆/Despondencyが、間接的に「毎ターン使える恐怖/Terrorもどき」として機能する。再生は許してしまうのには注意。
システムクリーチャーとはいえ、6マナもかけるのであればもう少し攻撃力のあるものを選びたいところ。黒単色で使える戦慄をなす者ヴィザラ/Visara the Dreadfulの方が役立つことが多いだろう。
- 2007年9月サブタイプ変更で人間・暗殺者のクリーチャー・タイプを獲得した。
ストーリー
Ramses Overdark(ラムセス・オーヴァーダーク)はレジェンドサイクル2小説3部作(Assassin's Blade、Emperor's Fist、Champion's Trial)で主人公テツオ・ウメザワ/Tetsuo Umezawaの敵役となったキャラクター。ニコル・ボーラス/Nicol Bolasが皇帝として君臨するマダラ帝国/Madaran Empireの暗殺組織の首領である。人間男性。単にDark(ダーク)とも呼ばれる。(イラスト)
ラムセスは筆頭守護のテツオ・ウメザワや将軍の竜公マーホルト/Marhault Elsdragonと並ぶ帝国の要職につく人物で、後に皇帝の片腕として帝国摂政の地位に就いた。首領として数多の暗殺者を手足として使うだけに止まらず、黒と青の秘術の使い手でもある。