煙突/Smokestack

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2010年5月9日 (日) 21:53時点における八汰烏 (トーク | 投稿記録)による版
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Smokestack / 煙突 (4)
アーティファクト

あなたのアップキープの開始時に、あなたは煙突の上にスス(soot)・カウンターを1個置いてもよい。
各プレイヤーのアップキープの開始時に、そのプレイヤーは煙突の上に置かれたスス・カウンター1個につき、パーマネントを1つ生け贄に捧げる。


お互いにパーマネントを減らしていくアーティファクト。毎ターンカウンターを増やすことによって、生け贄に捧げるパーマネントの数が増えていく。そのため、これを相手にするときは、早めに対処する必要がある。

スタンダード期には見向きもされなかったカードの一つだが、オデッセイ・ブロック導入後の辺りからエターナルにおいてスタックスの中核として活躍。これと抵抗の宝球/Sphere of Resistanceなどのマナ増加系カードを出すと、土地を伸ばさないと呪文唱えることができないが、その土地が毎ターン削られてしまうという具合でロックが決まる。

  • 自分のアップキープ開始時に二つの能力は同時に誘発するので、好きな順でスタックに乗せてよい。通常は1番目の能力を先にスタックに乗せ、生け贄に捧げる数を少なくするだろう。カウンターを乗せるつもりが無いならどちらが先でも同じことであるが。
    • 上記の手順ゆえに「先に生け贄を捧げなければならないのは相手」であり、ある瞬間(相手のターン中)だけに注目すれば出したプレイヤーのほうが有利。ただし、結局出したプレイヤーも自分のアップキープには同数の生け贄をださなければならないので、長いスパンでは生け贄に捧げるパーマネントの数は同じである。ただ、こちらはパーマネントの数を水増しできる構成のデッキを作れるが、相手はその限りでは無い。
      • 一時的に大きな有利を作り出し、それに苦心した相手がこれに対処しようとして隙を生じさせ、その隙に付け込んでより優位な場を作れることが、このカードの真価であろう。
  • この能力で煙突自身を生け贄に捧げてもよい。他に生け贄にするものが無ければ、強制的に生け贄となる。
  • 生け贄に捧げる方の能力をスタックに乗せ、その解決前に何らかの効果で煙突が場を離れた場合、最後の情報により場を離れる前のカウンターの数を数える。
  • 時エイトグ/Chronatog瞑想/Meditateなどの自分のターンを飛ばすカードと相性が良い。カウンターが2〜3個たまってから時エイトグを出すとそれだけで勝てるときも。
  • 肉占い/Sarcomancyなど複数のパーマネントを展開するカードとも相性が良い。
  • 生け贄の適用範囲がパーマネント全般なので、赤単色や黒単色で組んだデッキであっても相手のプロテクション持ちやエンチャントまで除去できる可能性がある。そのため、これを投入した土地破壊デッキも存在した。若干重いが、相手も土地を破壊されて遅くなるし、序盤に出されたパーマネントも除去できるため結構強力。
  • 能力が若干違うがクリーチャーになると陰謀団の先手ブレイズ/Braids, Cabal Minion

参考

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