弱者の剣/Sword of the Meek
提供:MTG Wiki
アーティファクト — 装備品(Equipment)
装備しているクリーチャーは+1/+2の修整を受ける。
装備(2)
1/1のクリーチャーがあなたのコントロール下で戦場に出るたび、あなたはあなたの墓地から弱者の剣を戦場に戻し、その後それをそのクリーチャーにつけてもよい。
未来予知で登場した、時のらせんブロックで唯一の装備品。Aegis of the Meekと対を成すようデザインされている。時のらせんでタイムシフトしてきたペンデルヘイヴン/Pendelhavenに類似した能力ともいえる。
装備品はオーラと違って戦場に残り続けるため、墓地から戻す能力を活用するには工夫が必要になる。共鳴者で捨てたり爆片破/Shrapnel Blastなどで生け贄に捧げたりするとよいだろう。上手く活用すればアドバンテージを稼ぐこともできる。
構築では、生け贄要員として繰り返し利用するのが便利。時のらせんブロックでは大いなるガルガドン/Greater Gargadonが相性のよいカードとして挙げられ、大いなるガルガドンが待機状態であり弱者の剣が墓地にある状況でモグの戦争司令官/Mogg War Marshalを戦場に出すと、合計6個の時間カウンターを減らすことができる。エクステンデッドならば飛行機械の鋳造所/Thopter Foundryとのコンボも強力である。→ソプターコンボ、DDT
リミテッドではそのまま装備品として使用しても十分。上手く墓地に落とす方法があればなおよく、アイケイシアの触れ役/Icatian Crierやラノワールの助言者/Llanowar Mentorはちょうど良いシナジーを形成する。
- 日本語だとわかりづらいが、墓地から戦場に戻すことを選んだら、つけることは強制である。
- 弱者の剣が複数枚墓地にあるときに1/1のクリーチャーが戦場に出た場合、同じクリーチャーに複数つけることができる。1/1であるかどうかは誘発条件でしかチェックされず、解決時には1/1でなくても良い。
- 能力の誘発後、その1/1クリーチャーが戦場を離れた場合でも、これを戦場に戻すことが出来る。
- 天使の学芸員/Angelic Curatorが戦場に出た場合、プロテクションによってつけられないが戦場に戻すことはできる。
エクステンデッドでは上記コンボデッキの影響が大きすぎ、2010年7月1日より禁止カード指定を受ける事となった。
ストーリー
弱者の剣/Sword of the Meekは、何度となく破壊されるがその度に破片から蘇る剣。ペンデルヘイヴン/Pendelhavenの守護戦士ジャック・ル・ヴェール/Jacques le Vertが最初の所有者。
- クローサの掌握/Krosan Gripと塵への帰結/Return to Dustのイラスト中で破壊されているのはこれ(The Sword from Pendelhaven参照)。