側面攻撃
提供:MTG Wiki
側面攻撃/Flanking | |
---|---|
種別 | 誘発型能力 |
登場セット | ミラージュ・ブロック 時のらせんブロック 統率者2016 |
CR | CR:702.25 |
側面攻撃(そくめんこうげき)/Flankingは、ミラージュ・ブロックで初登場し、時のらせんブロックおよび統率者2016で再登場したキーワード能力。クリーチャーが持つ、ブロック・クリーチャー指定ステップの間に誘発する誘発型能力である。
Benalish Cavalry / ベナリアの騎兵 (1)(白)
クリーチャー — 人間(Human) 騎士(Knight)
クリーチャー — 人間(Human) 騎士(Knight)
側面攻撃(側面攻撃を持たないクリーチャーがこのクリーチャーをブロックするたび、ターン終了時まで、ブロックしているクリーチャーは-1/-1の修整を受ける。)
2/2[編集] 定義
側面攻撃/Flankingは、「このクリーチャーが側面攻撃を持たないクリーチャーにブロックされるたび、そのブロック・クリーチャーはターン終了時まで-1/-1の修整を受ける。」を意味する。
[編集] 解説
騎士の機動力を表現した能力である。これを持つクリーチャーは主に騎士(またはそれに類似するもの)で、その多くが3マナ2/2、側面攻撃の他にもう1つ能力を持っている。側面攻撃を持つクリーチャーは赤や白に多い。
[編集] ルール
- 側面攻撃はブロックされることで誘発するため、これがスタックに乗り解決されるのはブロック・クリーチャー指定ステップ、つまり先制攻撃を持つクリーチャーがダメージを与えるより先である。
- 側面攻撃を複数持っていればそれぞれが誘発し、修整を与える。例えば側面攻撃を3つ持っているクリーチャーがいた場合、それをブロックしたクリーチャーは都合-3/-3の修整を受ける事になる。
- 相手クリーチャーがいくつ側面攻撃を持っていようと、側面攻撃を1つ持っていればそれらはすべて誘発しない。
- 対象をとらないので、(ブロック関係が成立すれば)相手がプロテクションを持っていてもマイナス修整は有効。
[編集] その他
- 「側面攻撃を持つ相手には効かない」という点を忘れやすいので注意。
- Mark Rosewaterは、この点が直観的ではなく間違いやすいことを、デザイン的視点から見たときの側面攻撃最大の欠点としている。(参考/翻訳 設問44、解答と解説は前者でのみ表示可能)
- ダメージではなくマイナス修整を与えるため、序盤の防御をタフネス1の再生クリーチャー(リバー・ボア/River Boaなど)に頼っている場合には手痛い能力といえる。
- 「側面攻撃」というからには、横に回りこんでから攻撃している(だから「隙を突く」のでマイナス修整が入る)イメージなのだろう。
- ブロックされたときに誘発する、パワー・タフネスに関係するキーワード能力には、他にランページや武士道がある。