戦慄衆の侵略/Dreadhorde Invasion
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クリーチャー・トークン自動生成エンチャント。アップキープの開始時に1点のライフと引き換えにゾンビ動員1を行い、パワー6以上のゾンビ・トークンに絆魂を持たせる効果も持つ。
マナ・コストやライフと引き換えに出る1/1トークンなど、カード・デザインは往年の苦花/Bitterblossomを想起させる。それとは異なり既に軍団がいる場合クリーチャーの頭数は増えずトークンも回避能力を持たないので堅実なクロック性能という意味では劣るが、雪だるま式に巨大化するトークンを活かした戦闘の優位性という観点で勝る。減ったライフを自前で回復することができるのも優秀で、他の動員カードと併用することでパワー6は案外簡単に届く水準である。
チャンプブロッカーを大量生成できるわけではないのでアグロに受け身になると弱く、総じて絆魂付与を活かした動員デッキを組ませる指向性が強い。もちろん毎ターン生け贄に捧げるクリーチャーを確保できるため苦花/Bitterblossom同様にそれを活かしたデッキも可能性はある。
複数設置することも可能。ライフの減りと軍団の成長速度が倍増する。ただし、天上の赦免/Ethereal Absolutionなどでタフネスにマイナス修整を受けている場合、アップキープの開始時に軍団が存在しないと1/1の軍団が2回死亡するだけになってしまう。
- パワー6以上で攻撃時絆魂を得られるのは軍団に限らず、クリーチャー・タイプとして「ゾンビ」を持つトークン全てが該当する。
- 攻撃指定後にパワーを6以上にしても絆魂は付与されない。パンプアップする場合は戦闘開始ステップまでに行う必要がある。
- 単体でみると透彫虫の群棲/Fretwork Colonyにもよく似ている。
[編集] ストーリー
次元橋/Planar Bridgeにより繋がったアモンケット/Amonkhetから、ニコル・ボーラス/Nicol Bolasが作り出した死者の軍団、戦慄衆/Dreadhordeが現れ、ラヴニカ/Ravnica市民を虐殺し始める。さらにゲートウォッチ/The Gatewatch達は戦慄衆を屍術によって操るリリアナ・ヴェス/Liliana Vessの姿を認めるのだった。