研究の集大成/Culmination of Studies
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ライブラリーから追放したカードの特性に応じて宝物、ドロー、ダメージを発生させるXソーサリー。
マナ加速、手札補充、本体火力を1枚でこなせるものの、どの程度の効果を発揮するのか不安定という大きな欠点がある。ライブラリーを追放し、かつカードを引くため、Xの値を大きくしすぎるとライブラリーアウトしかねず、「無限マナから唱えて勝利」というわけにもいかないのも欠点。
有効に活用したいのならばデッキの呪文を可能な限り青赤の多色カードだけで固めておきたい。ガラゼス・プリズマリ/Galazeth Prismariならマナ加速によりXの値を高くするのに貢献してくれるだけでなく、大量に生成した宝物も有効活用できる。
- 追放したカードが青でも赤でもある多色カードなら、ドローとダメージの効果両方で数える。絵描きの召使い/Painter's Servantで土地カードが色を持っているならそれらも参照される。
[編集] ストーリー
エクスタス/Extusが召喚した血の化身/The Blood Avatarと戦うウィル/Willは、召喚された生物を支配する魔法を放ったが、エクスタスも支配魔法でこれに対抗した。これはウィルとエクスタスによる戦い――だが、ウィルは独りではない。ローアン/Rowanがウィルの肩に手を置き、最後の一滴まで魔力を注ぎ込むと、血の化身の頭を囲む赤い光輪が完成した(イラスト)。血の化身はかつての主、エクスタスを握り潰し、それにより召喚呪文が失われ、怪物はストリクスヘイヴンの交錯/The Strixhaven Snarlへと吸い込まれていった[1]。
- 日本語版のフレイバー・テキストは適切な訳とは言えない。後半のto不定詞は形容詞的用法ではなく、結果を意味する副詞的用法で訳すべき。正しい訳は「ウィルの素早い思考がローアンの純粋な力と噛み合い、血の化身を打ち倒した。」となる。
ウィルの素早い思考とローアンの血の化身を打ち倒す純粋な力が噛み合った。
Will's quick thinking meshed with Rowan's raw power to bring down the Blood Avatar.
[編集] 脚注
- ↑ Episode 5: Final Exam/メインストーリー第5話:最終試験(Magic Story 2021年4月21日 Adana Washington著)