Wizards' School (ストーリー)
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Wizards' School(魔術学院)はホームランドの舞台の一つ。
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[編集] 解説
第20世代期(3580AR頃)、ホームランドの守護者フェロッズ/FerozがDwarven Sea Clan(海ドワーフ族)の島、Floating Isle(浮遊島)に創設した魔術の学校。
最初の生徒となった海ドワーフはフェロッズ自身から機械仕掛けのノームを教材にマナの扱い方の指導を受けた。
[編集] 組織
学院の最高責任者(Director)は碩学魔術師/Wizard Savant、その下の役職には複数の顧問魔術師/Wizard Attendantがいる。顧問魔術師は碩学魔術師の職権(Directorship)に挑戦する権利を有し、決闘に勝利すれば、新たな碩学魔術師の地位に就任でき、先代の碩学魔術師は学院から追放される。
魔術学院の学徒(students)は、ホームランドにおける魔法知識と魔法理論の限界に絶えず挑み続けている。巧妙にして狡猾なるRoterothopterは魔術学院の発明の一つ。学院の驚異の発明品はチャンドラー/Chandlerのような泥棒に狙われている。
碩学魔術師はレヴェカ/Revekaの他に、第22世代期の堕落したBernatheen(バーナシーン)の名が知られている。Baki's Curseの呪文に名を冠するバキー/Bakiは学院の顧問魔術師。
[編集] 対外関係
学院の魔術師は、Koskun Keep(コスカン砦)のゴブリンの魔術師と反目しあっている。ゴブリンの魔術師が力をつけるにつれ、Koskun Mountains(コスカン山脈)の麓や海岸で私闘が頻繁に起こっている。第31世代期現在、大規模な争いには発展していないが両者間の緊張は今までになく高まっている。
魔術学院はセンギアのイリニ/Irini Sengirから敵視されている。イリニはこの「魔法使い学校(sorcerers' school)」をいつか手に入れようと狙っている。
第31世代期(3800AR頃)、学院は政治的に不安定な状態に置かれている。魔術学院は政治的に強固な立場を早期に築かなければ、良くても「同盟国」による主権の剥奪、悪くてエロン/Eronの影響による経済的破滅が待っている。学院の存続と復権をかけて碩学魔術師レヴェカは世界規模の陰謀ゲームに臨み、同時に勃発の危機にある世界戦争を防ごうと奮闘する。各国に友好を深める働きかけをする一方、密偵を忍ばせて動向を探っている。だが、アイゼン/Aysen旅行という名目で学徒が内密にコスカンを訪れゴブリンと諍いを起こしていることや、センギア男爵/Baron Sengirの闇の力の誘惑に負けた学徒の存在にはまだ気付いていない。
[編集] 登場
[編集] 登場カード
- ホームランド(フレイバー・テキストに登場)
- Mystic Decree(「sorcerers' school」として)、Roterothopter
[編集] 登場作品
- Homelands:The Making of a Magic Expansion(Duelist7号の記事)
- Eron the Relentless(Duelist8号の記事)
- Baron Sengir, Immortal Gentleman and Politician(Duelist10号の記事)
- Homelands on the World of MAGIC:the Gathering(コミック版ホームランド)
[編集] 訳語
「Wizard Savant」は第6版の記憶の欠落/Memory Lapseのフレイバー・テキストで「碩学魔術師」と、「Wizard Attendant」は第5版の暗黒の迷路/Dark Mazeのフレイバー・テキストで「顧問魔術師」と翻訳されている。