コラガン/Kolaghan

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コラガン/Kolaghanタルキール覇王譚ブロックのキャラクター。カードとしては運命再編嵐の憤怒、コラガン/Kolaghan, the Storm's Furyが初出。

目次

解説

タルキール/Tarkirの5つの龍種のうちの1つを統べるマルドゥ族/The Mardu Hordeが称える龍の「迅速/Speed」の相を体現する存在であり、彼らが唯一崇める龍である。雌(イラスト)。

岩がちの丘陵地帯とステップを支配しようとしているコラガンと彼女の種は、同じ地に居住するマルドゥと対立している。彼女たちは燃え盛る稲妻の奔流で地上を薙ぎ払い、どんなに素早い獲物をも狩ることができる。彼女たちが通った後には灰以外何も残らない――マルドゥがそうであるように。

コラガンと彼女の種は4枚(2対)の翼を持ち、身体のあちこちに棘が生えている(イラスト)。特にコラガンは鼻先から背中にかけて太く長い角が生え、顔の周りと前足の棘にはコウモリの飛膜のような皮の膜が張られている。

経歴

タルキール覇王譚

サルカン・ヴォル/Sarkhan Volによる歴史改変前のタルキールでは、コラガンは最終的に死亡し、崖へと墜落した。その頭蓋骨は翼の玉座/Wingthrone――マルドゥのカン/Khanの玉座となり、龍に対するマルドゥの勝利を象徴するものとなっている。

カンの落日/Khanfall

サルカンがウギン/Uginの命を助けてから数年後、龍の大嵐/Dragon tempestsは激しさを増し、かつてないペースで新たな龍が生まれていた。氏族/Clanと龍のパワーバランスは崩れた。

この事態を受け開催された5氏族のカンによる頂上会談からの帰り道、マルドゥのカン、アリーシャ/Aleshaは龍に屈した他のカンのことを、それによって全滅を免れた他の氏族のことを思った。彼女自身は龍の下僕となるくらいなら死を選ぶつもりだったが、マルドゥ全員の命が消えてしまうというのなら――。そのとき、背後からコラガンが飛来し、アリーシャと2人の護衛は武器を構えた。コラガンは新たに生まれた龍を迎えるべく龍の大嵐に向かっていたが、アリーシャたちに気づき、かつてないほど彼女に近づいた。アリーシャとコラガンの目が合った。時が止まったかのような僅かな瞬間の後、コラガンは口を閉じ、アリーシャは弓を下げた。コラガンは再び龍の大嵐に向けて飛び去った。アリーシャは悟った、コラガンは他の龍のように支配者になることを望んでいるわけではない――私たちは龍に屈する必要はない、ただ龍に付いて行けばよいのだと。彼女は鞍に刺さっていたマルドゥのカンの旗印を投げ捨て、コラガンの後を追った。

龍たちのタルキール/A Tarkir of Dragons

1280年前のタルキールから「現代」のタルキールに戻ったサルカンは、「龍のいるタルキール」に感激し、アタルカ/Atarkaの種の龍とともにタルキール中を飛び回っていた。しかし彼らがある領域に入ったとき、地上の野営地で鐘が鳴らされ、別の種の龍たちとそれを率いる強大な龍、コラガンが飛び立った。サルカンはこの龍と会ったことはないはずだったが、その顔を見慣れているような気がした。彼女が翼の玉座であることに気づいたとき――元のタルキールでは骨と化していた彼女が、このタルキールでは血と肉と鱗を持って生きていると気づいたとき、サルカンは世界が変わったことを改めて実感した。

登場

登場カード

フレイバー・テキストに登場

運命再編
稲妻の金切り魔/Lightning Shrieker電撃顎のドラゴン/Shockmaw Dragon
フライデー・ナイト・マジック プロモーション・カード
軍族童の突発/Hordeling Outburst

イラストに登場

タルキール覇王譚
タルキールの龍の玉座/Dragon Throne of Tarkir(頭蓋骨)
発売記念週末 プロモーション・カード
タルキールの龍の玉座/Dragon Throne of Tarkir(同上)
運命再編
前哨地の包囲/Outpost Siege

登場作品・登場記事

約1280年前
現代(歴史改変後)

参考

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