スズメバチの巣/Hornet Nest
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Hornet Nest / スズメバチの巣 (2)(緑)
クリーチャー — 昆虫(Insect)
クリーチャー — 昆虫(Insect)
防衛(このクリーチャーでは攻撃できない。)
スズメバチの巣にダメージが与えられるたび、その点数に等しい数の、飛行と接死を持つ緑の1/1の昆虫(Insect)クリーチャー・トークンを生成する。(接死を持つクリーチャーが何らかのダメージをクリーチャーに与えたら、それだけで破壊する。)
由緒正しいトークン製造カード、蜂の巣/The Hiveの末裔。巣を突かれると怒った蜂たちは巣から飛び出していくというフレーバー。その怒った蜂は、同じ基本セット2015に収録された女王スズメバチ/Hornet Queenと同種の毒針を持つトークンとして表されている。
与えられたダメージが大きいほど、怒って出てくるスズメバチの量は増えていく。出てきたトークンの持つ飛行・接死も相俟って、侮れない抑止力が期待できる。
0/2と壊れやすいものの、何らかの方法で毎ターン1点ずつダメージを与え、トークンを生産し続けることもできる。オーラや装備品などでタフネスを上げるのもよい。13点火力のシヴ山の隕石/Shivan Meteorなどで焼いてみるのも一興。
スタンダードでは緑系デッキのサイドボードにしばしば採用されている。
- 基本セット2015のリード・デザイナーであるAaron Forsytheは、これや氷河の壊し屋/Glacial Crasherのような「変わったコンセプトのキュートなカード」の大ファンであり、また外部デザイナー・カードの存在もあり基本セット2015は「『アルファ版』っぽい」と言われることとなった(Magic 2015 Wrap-Up/よくわかる『基本セット2015』)。
- 色の役割を逸脱した火力であるスズメバチの一刺し/Hornet Stingなど、ハチが「緑に無理矢理何かを押し込む理由付け」として使われることを懸念しているMark Rosewaterは、「これならまあ、緑らしいカードに近づいていると言える」と評している(Card Duty, Part 1/カードの義務 その1)。