ターシャズ・ヒディアス・ラフター/Tasha's Hideous Laughter

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(「切削」は定義のある用語であり、このカードには当てはまらないので、表現を変更しました。)
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[[切削]]できる枚数は不安定だが、今までと違い[[追放]]するため[[墓地]]利用されるリスクはなくなっている。
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[[スタンダード]]では[[遺跡ガニ/Ruin Crab]]や[[荒れ狂う騒音/Maddening Cacophony]]と同居するため、[[ライブラリーアウト]]戦略を大きく強化した。[[単色]]でも[[構築]]できるほどの種類と速度を手に入れたが、[[青単色デッキ|青単色]]では[[アグロ]]の猛攻をしのぐための一工夫は必要。
[[単色]]でも[[構築]]できるほどの種類と速度を手に入れたが、青単色では[[アグロ]]の猛攻をしのぐための一工夫は必要。
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[[モダン]]以下でも直近の[[カード・セット|セット]]で追加された[[正気破砕/Fractured Sanity]]などとともにライブラリー破壊の速度に拍車をかけている。さらにこれは追放してくれるため、墓地利用の豊富な[[環境]]ではありがたく、[[引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn]]などの[[ライブラリー]]修復手段を搔い潜れる。
さらにこれは追放してくれるため、墓地利用の豊富な[[環境]]ではありがたく、[[引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn]]等のライブラリー修復手段を搔い潜れる。
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切削できる枚数は、過去のカードからマナ効率を考えると、正気破砕よろしく15枚程度は切削したいところ。極端に[[マナコスト]]が偏っている[[デッキ]]も存在するが、基本的にはこの程度は削れる計算である。
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削る枚数は、過去の[[カード]]から[[マナ]]効率を考えると、正気破砕よろしく15枚程度は欲しいところ。極端に[[マナ・コスト#マナ総量|マナ総量]]が偏っている[[デッキ]]も存在するが、基本的にはこの程度は削れる計算である。
  
[[リミテッド]]では当然強力なものの、流石にこれ1枚では削り切れず、また[[フォーゴトン・レルム探訪]]では低[[稀少度]]のライブラリー破壊カードが[[デモゴルゴンの手中/Demogorgon's Clutches]]、[[バルダーズ・ゲートのクライドル/Krydle of Baldur's Gate]]くらいしか無いので決めきれない。[[精神異常のソーサラー/Aberrant Mind Sorcerer]]で再利用できるのなら勝ちの目が見える。
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[[リミテッド]]では当然強力なものの、流石にこれ1枚では削り切れず、また[[フォーゴトン・レルム探訪]]では低[[稀少度]]のライブラリー破壊カードが[[デモゴルゴンの手中/Demogorgon's Clutches]]、[[バルダーズ・ゲートのクライドル/Krydle of Baldur's Gate]]くらいしかないので決めきれない。[[精神異常のソーサラー/Aberrant Mind Sorcerer]]で再利用できるのなら勝ちの目が見える。
  
 
*日本語版の[[ルール文章]]は、通常版は「'''自分の'''追放したカードの」、[[拡張アート#拡張アート (カード枠)|拡張アート版]]は「'''その'''追放したカードの」となっており、「その」に統一する訂正が出されている<ref>[https://mtg-jp.com/reading/information/0035226/ 『フォーゴトン・レルム探訪』一部カードにおけるテキスト訂正のお知らせとお詫び](マジック日本公式サイト [[2021年]]7月9日)</ref>。
 
*日本語版の[[ルール文章]]は、通常版は「'''自分の'''追放したカードの」、[[拡張アート#拡張アート (カード枠)|拡張アート版]]は「'''その'''追放したカードの」となっており、「その」に統一する訂正が出されている<ref>[https://mtg-jp.com/reading/information/0035226/ 『フォーゴトン・レルム探訪』一部カードにおけるテキスト訂正のお知らせとお詫び](マジック日本公式サイト [[2021年]]7月9日)</ref>。
  
 
==ストーリー==
 
==ストーリー==
ヒディアス・ラフター/Hideous Laughter(忌まわしい笑い)は、[[ダンジョンズ&ドラゴンズ]]に登場する呪文(第5版では1レベル・[[バード]]/[[ウィザード]]呪文)。敵を笑い転げさせて行動不能にする({{Gatherer|Tasha's Hideous Laughter}})。同名の[[カード]]([[忌まわしい笑い/Hideous Laughter]])が既に存在するが、[[効果]]に関連はない。
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'''ヒディアス・ラフター'''/''Hideous Laughter''(忌まわしい笑い)は、[[ダンジョンズ&ドラゴンズ]]に登場する呪文(第5版では1レベル・[[バード]]/[[ウィザード]]呪文)。敵を笑い転げさせて行動不能にする({{Gatherer|id=528669}})。同名の[[カード]]([[忌まわしい笑い/Hideous Laughter]])がすでに存在するが、[[効果]]に関連はない。
  
様々な呪文や書物にその名を残すターシャ/Tasha(またの名をナターシャ/Natasha、イグウィルヴ/Iggwilv)は高名な悪魔学者/Demonologistであり、[[モルデンカイネン/Mordenkainen]]に並ぶ大魔術師として知られている。[[デーモン]]のグラズト/Graz'ztとは因縁が深く、仇敵同士であると同時に恋人同士でもある。
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様々な呪文や書物にその名を残すターシャ/Tasha(またの名をナターシャ/Natasha、イグウィルヴ/Iggwilv)は高名な悪魔学者/Demonologistであり、[[モルデンカイネン/Mordenkainen#ストーリー|モルデンカイネン/Mordenkainen]]に並ぶ大魔術師として知られている。[[デーモン]]のグラズト/Graz'ztとは因縁が深く、仇敵同士であると同時に恋人同士でもある。
  
*さらなる元ネタは、ゲイリー・ガイギャックス氏にクレヨンでファンレターを描いて送り、「笑い」の呪文を提案した少女の名前が“ターシャ”だったことによる。
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*さらなる元ネタは、D&Dの製作者である[[Gary Gygax]]にクレヨンでファンレターを描いて送り、「笑い」の呪文を提案した少女の名前が“ターシャ”だったことによる。
  
 
==脚注==
 
==脚注==

2021年8月9日 (月) 20:06時点における版


Tasha's Hideous Laughter / ターシャズ・ヒディアス・ラフター (1)(青)(青)
ソーサリー

各対戦相手はそれぞれ、その追放したカードのマナ総量の合計が20以上になるまでライブラリーの一番上からカードを1枚ずつ追放していく。


におなじみのライブラリー破壊呪文削る枚数は不安定だが、切削するものと違い追放するため墓地利用されるリスクはなくなっている。

スタンダードでは遺跡ガニ/Ruin Crab荒れ狂う騒音/Maddening Cacophonyと同居するため、ライブラリーアウト戦略を大きく強化した。単色でも構築できるほどの種類と速度を手に入れたが、青単色ではアグロの猛攻をしのぐための一工夫は必要。

モダン以下でも直近のセットで追加された正気破砕/Fractured Sanityなどとともにライブラリー破壊の速度に拍車をかけている。さらにこれは追放してくれるため、墓地利用の豊富な環境ではありがたく、引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Tornなどのライブラリー修復手段を搔い潜れる。

削る枚数は、過去のカードからマナ効率を考えると、正気破砕よろしく15枚程度は欲しいところ。極端にマナ総量が偏っているデッキも存在するが、基本的にはこの程度は削れる計算である。

リミテッドでは当然強力なものの、流石にこれ1枚では削り切れず、またフォーゴトン・レルム探訪では低稀少度のライブラリー破壊カードがデモゴルゴンの手中/Demogorgon's Clutchesバルダーズ・ゲートのクライドル/Krydle of Baldur's Gateくらいしかないので決めきれない。精神異常のソーサラー/Aberrant Mind Sorcererで再利用できるのなら勝ちの目が見える。

  • 日本語版のルール文章は、通常版は「自分の追放したカードの」、拡張アート版は「その追放したカードの」となっており、「その」に統一する訂正が出されている[1]

ストーリー

ヒディアス・ラフター/Hideous Laughter(忌まわしい笑い)は、ダンジョンズ&ドラゴンズに登場する呪文(第5版では1レベル・バードウィザード呪文)。敵を笑い転げさせて行動不能にする(イラスト)。同名のカード忌まわしい笑い/Hideous Laughter)がすでに存在するが、効果に関連はない。

様々な呪文や書物にその名を残すターシャ/Tasha(またの名をナターシャ/Natasha、イグウィルヴ/Iggwilv)は高名な悪魔学者/Demonologistであり、モルデンカイネン/Mordenkainenに並ぶ大魔術師として知られている。デーモンのグラズト/Graz'ztとは因縁が深く、仇敵同士であると同時に恋人同士でもある。

  • さらなる元ネタは、D&Dの製作者であるGary Gygaxにクレヨンでファンレターを描いて送り、「笑い」の呪文を提案した少女の名前が“ターシャ”だったことによる。

脚注

  1. 『フォーゴトン・レルム探訪』一部カードにおけるテキスト訂正のお知らせとお詫び(マジック日本公式サイト 2021年7月9日)

参考

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