テルカーの技師、ブルーディクラッド/Brudiclad, Telchor Engineer

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[[サルコマイトのマイア/Sarcomite Myr]]の[[フレイバー・テキスト]]にのみ登場していた[[ファイレクシア/Phyrexia]]人の[[工匠]]が、[[伝説のアーティファクト・クリーチャー]]として[[カード]]化。[[トークン]]限定の[[熱情/Fervor]]と、トークン[[生成]]および各トークンの均一化を行う[[能力]]を持つ。
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[[サルコマイトのマイア/Sarcomite Myr]]の[[フレイバー・テキスト]]にのみ登場していた[[ファイレクシアン|ファイレクシア人]][[工匠]]が、[[伝説のアーティファクト・クリーチャー]]として[[カード]]化。[[トークン]]限定の[[熱情/Fervor]]と、トークン[[生成]]および各トークンの均一化を行う[[能力]]を持つ。
  
 
[[戦闘開始ステップ|戦闘の開始時に]][[マイア]]を生成し、トークンに[[速攻]]を与える[[能力]]も持つなど、攻めっ気のあるデザインに見えるが、毎[[ターン]]2/1を突っ込ませるだけだと6[[マナ]]の[[クリーチャー]]としては少し物足りない。その真価は自分が[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]するトークンをすべて同じものに変えてしまう能力にある。
 
[[戦闘開始ステップ|戦闘の開始時に]][[マイア]]を生成し、トークンに[[速攻]]を与える[[能力]]も持つなど、攻めっ気のあるデザインに見えるが、毎[[ターン]]2/1を突っ込ませるだけだと6[[マナ]]の[[クリーチャー]]としては少し物足りない。その真価は自分が[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]するトークンをすべて同じものに変えてしまう能力にある。
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**ブルーディクラッド自身がトークンである場合、他のトークンのコピーになることを選ぶと自身も変更に巻き込まれてしまい、元に戻ることができない。
 
**ブルーディクラッド自身がトークンである場合、他のトークンのコピーになることを選ぶと自身も変更に巻き込まれてしまい、元に戻ることができない。
 
*生成されるマイア・トークンは、[[ミラディン・ブロック]]や[[ミラディンの傷跡ブロック]]で頻出していた[[無色]]の1/1ではなく[[青]]の[[有色アーティファクト]]である。2/1というサイズも含め、サルコマイトのマイアに倣ったものである。
 
*生成されるマイア・トークンは、[[ミラディン・ブロック]]や[[ミラディンの傷跡ブロック]]で頻出していた[[無色]]の1/1ではなく[[青]]の[[有色アーティファクト]]である。2/1というサイズも含め、サルコマイトのマイアに倣ったものである。
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*[[2021年]]6月の[[オラクル]]変更で、[[ファイレクシアン]]の[[クリーチャー・タイプ]]を得ると共に[[トークン]]の[[タイプ]]にもファイレクシアンが追加された。
  
 
==ストーリー==
 
==ストーリー==
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*サルコマイトのマイアは[[新ファイレクシア/New Phyrexia]]を予見させるカードであったことが語られている([[サルコマイトのマイア/Sarcomite Myr]]を参照)ため、ブルーディクラッドも新ファイレクシアの人物であると思われるが、上記の通り明言はされていない。
 
*サルコマイトのマイアは[[新ファイレクシア/New Phyrexia]]を予見させるカードであったことが語られている([[サルコマイトのマイア/Sarcomite Myr]]を参照)ため、ブルーディクラッドも新ファイレクシアの人物であると思われるが、上記の通り明言はされていない。
*[[種族]]を持たず[[職業]]である「工匠」のみを[[クリーチャー・タイプ]]として持つクリーチャーは、[[探知の接合者/Sensor Splicer]]に続いて2例目であり[[伝説のクリーチャー]]としては史上初となる。種族が表現できないファイレクシア人の不気味さをよく表していると言える。
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*上述の[[オラクル]]更新で[[ファイレクシアン]][[クリーチャー・タイプ]]を得る以前は、[[種族]]を持たず[[職業]]である「工匠」のみをクリーチャー・タイプとして持つ珍しいクリーチャーの一つだった([[探知の接合者/Sensor Splicer]]に続いて2例目、[[伝説のクリーチャー]]としては史上初)。当時は種族がクリーチャー・タイプで表現できなかったファイレクシア人の不気味さが際立っていた。
  
 
===登場カード===
 
===登場カード===
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===登場記事===
 
===登場記事===
*[https://magic.wizards.com/en/products/Commander-2018 Commander (2018 Edition)]/[https://magic.wizards.com/ja/products/Commander-2018 『統率者(2018年版)』](公式サイト)
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*[https://web.archive.org/web/20220529023859/https://magic.wizards.com/en/products/Commander-2018 Commander (2018 Edition)]/[https://web.archive.org/web/20210920044103/https://magic.wizards.com/ja/products/Commander-2018 統率者(2018年版)](旧公式サイト製品紹介のInternet Archive)
  
 
==参考==
 
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*[[カード個別評価:統率者2018]] - [[神話レア]]
 
*[[カード個別評価:統率者2018]] - [[神話レア]]
 
*[[カード個別評価:ダブルマスターズ]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:ダブルマスターズ]] - [[レア]]
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*[[カード個別評価:多元宇宙の伝説]] - [[レア]]
 
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2023年4月6日 (木) 19:43時点における最新版


Brudiclad, Telchor Engineer / テルカーの技師、ブルーディクラッド (4)(青)(赤)
伝説のアーティファクト クリーチャー — ファイレクシアン(Phyrexian) 工匠(Artificer)

あなたがコントロールしているクリーチャー・トークンは速攻を持つ。
あなたのターンの戦闘の開始時に、青の2/1のファイレクシアン(Phyrexian)・マイア(Myr)・アーティファクト・クリーチャー・トークンを1体生成する。その後、あなたはあなたがコントロールしているトークン1つを選んでもよい。そうしたなら、あなたがコントロールしている他の各トークンはそれぞれ、そのトークンのコピーになる。

4/4

サルコマイトのマイア/Sarcomite Myrフレイバー・テキストにのみ登場していたファイレクシア人工匠が、伝説のアーティファクト・クリーチャーとしてカード化。トークン限定の熱情/Fervorと、トークン生成および各トークンの均一化を行う能力を持つ。

戦闘の開始時にマイアを生成し、トークンに速攻を与える能力も持つなど、攻めっ気のあるデザインに見えるが、毎ターン2/1を突っ込ませるだけだと6マナクリーチャーとしては少し物足りない。その真価は自分がコントロールするトークンをすべて同じものに変えてしまう能力にある。

単純に1/1トークンや宝物などの非クリーチャー・トークンを2/1マイアに変えるだけでも打点向上になるが、本領を発揮するのは別の強力なトークンと併用した場合だろう。挙動的には毎ターン擬似的な居住を行えるようなものであり、優秀なトークンや各種コピー・トークンを生成するカード全般と非常に相性が良い。居住と異なりクリーチャーに限らずどんなトークンのコピーにもなれるため応用の幅が広く、その上毎ターンコピー先を上書き変更できるため、キーカードを後になって引いてきても安心。群れネズミ/Pack Ratウルザの後継、カーン/Karn, Scion of Urzaといった互いを強化するトークン、機械化製法/Mechanized Production富の享楽/Revel in Richesといったトークンを参照した勝利条件カード、コピー・トークンを利用したコンボなど、とにかく様々な利用手段が考えられる一枚。

[編集] ストーリー

ブルーディクラッド/Brudicladファイレクシア/Phyrexia人の工匠イラスト)。

時の裂け目/Riftを通ってAR46世紀のドミナリア/Dominariaに出現している。起こり得る未来の一つにて、ブルーディクラッドは肉体と金属を輝かしく調和させる技師として存在している。

[編集] 登場カード

[編集] フレイバー・テキストに登場

未来予知
サルコマイトのマイア/Sarcomite Myr

[編集] 登場記事

[編集] 参考

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