プロツアーフィラデルフィア11

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'''プロツアーフィラデルフィア11'''/''Pro Tour Philadelphia 2011''は、[[2011年]]にアメリカのペンシルベニア州で開催された[[モダン]]と[[ブースター・ドラフト]]の[[プロツアー]]。
 
'''プロツアーフィラデルフィア11'''/''Pro Tour Philadelphia 2011''は、[[2011年]]にアメリカのペンシルベニア州で開催された[[モダン]]と[[ブースター・ドラフト]]の[[プロツアー]]。
  
モダンが公式[[フォーマット]]となってから初めて採用された[[プレミアイベント]]。[[欠片の双子#モダン|欠片の双子]]、[[青赤昇天#モダン|青赤昇天]]、[[感染 (デッキ)|感染]]などの[[コンボデッキ]]の活躍が目立ち、[[Zoo#モダン|Zoo]]や[[親和 (デッキ)#モダン|親和]]といった高速[[ビートダウン (デッキ)|ビートダウン]]がこれに次ぐ戦果を上げる。対照的に[[コントロール (デッキ)|コントロールデッキ]]は苦戦を強いられた。開催前からの注目株で、参加者数トップの[[12post#モダン|12post]]は強い警戒と[[環境]]の速度に押され、2日目進出率約20%、3日目進出者1名にとどまった。優勝は欠片の双子を用いた、イタリアの[[Samuele Estratti]]。
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モダンが[[フォーマット]]として採用された初めての[[プレミアイベント]]。[[欠片の双子#モダン|欠片の双子]]、[[青赤昇天#モダン|青赤昇天]]、[[感染 (デッキ)|感染]]などの[[コンボデッキ]]の活躍が目立ち、[[Zoo#モダン|Zoo]]や[[親和 (デッキ)#モダン|親和]]といった高速[[ビートダウン (デッキ)|ビートダウン]]がこれに次ぐ戦果を上げる。対照的に[[コントロール (デッキ)|コントロールデッキ]]は苦戦を強いられた。開催前からの注目株で、参加者数トップの[[12post#モダン|12post]]は強い警戒と[[環境]]の速度に押され、2日目進出率約20%、3日目進出者1名にとどまった。優勝は欠片の双子を用いた、イタリアの[[Samuele Estratti]]。
  
日本人からは[[中島主税]]が4敗ながら[[オポネント・マッチ・ウィン・パーセンテージ]]の差で予選8位に滑り込み、3日目に進出。ベスト4入賞を果たした。
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台風の影響で関西勢の不参加が目立ったが、日本人からは[[中島主税]]が4敗ながら[[オポネント・マッチ・ウィン・パーセンテージ]]の差で予選8位に滑り込み、3日目に進出。ベスト4入賞を果たした。
  
*当初は[[構築]]部門は[[エクステンデッド]]となる予定だったが、開催のひと月前にモダンに変更された([http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/feature/155a 参考]/[http://mtg-jp.com/reading/translated/001950/ 翻訳])。
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*当初は[[構築]]部門は[[エクステンデッド]]となる予定だったが、[[Magic Online]]の統計で[[青白石鍛冶]]系デッキが環境を制圧していたため、禁止カードを出すか、フォーマットを変えるかという選択を突きつけられた。[[WotC]]側はプロツアープレイヤーのほとんどがMOで練習を積んでいる事や、急遽禁止カードを出すことによるプレイヤーの不利益を考え、開催1ヶ月前に急遽モダンに変更された([http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/feature/155a 参考]/[http://mtg-jp.com/reading/translated/001950/ 翻訳])。
  
 
==基本データ==
 
==基本データ==
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*[[フォーマット]]:混合
 
*[[フォーマット]]:混合
 
**1日目(金):[[モダン]](~[[基本セット2012]])5回戦、[[ブースター・ドラフト]]([[基本セット2012]]×3)3回戦
 
**1日目(金):[[モダン]](~[[基本セット2012]])5回戦、[[ブースター・ドラフト]]([[基本セット2012]]×3)3回戦
**2日目(土):ブースター・ドラフト3回戦、ミラディンの傷跡ブロック構築5回戦
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**2日目(土):ブースター・ドラフト3回戦、モダン5回戦
 
**3日目(日)(決勝):モダン
 
**3日目(日)(決勝):モダン
 
*参加者数:417名
 
*参加者数:417名
*[[ヘッドジャッジ]]:[[Riccardo Tessitori]]
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*[[ヘッド・ジャッジ]]:[[Riccardo Tessitori]]
  
 
==上位入賞者==
 
==上位入賞者==
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*準優勝 [[Josh Utter-Leyton]] ([[タッチ]][[青]][[Zoo#モダン|Zoo]])
 
*準優勝 [[Josh Utter-Leyton]] ([[タッチ]][[青]][[Zoo#モダン|Zoo]])
 
*第3位 [[中島主税]] ([[親和 (デッキ)#モダン|親和]])
 
*第3位 [[中島主税]] ([[親和 (デッキ)#モダン|親和]])
*第4位 [[Sam Black]] ([[感染 (デッキ)|感染]])
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*第4位 [[Sam Black]] ([[感染 (デッキ)#モダン|Shoal Infect]])
 
*第5位 [[Andrejs Prost]] ([[青赤昇天#モダン|青赤昇天]])
 
*第5位 [[Andrejs Prost]] ([[青赤昇天#モダン|青赤昇天]])
 
*第6位 [[Alessandro Portaro]] ([[欠片の双子#モダン|欠片の双子]])
 
*第6位 [[Alessandro Portaro]] ([[欠片の双子#モダン|欠片の双子]])
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==参考==
 
==参考==
 
*[http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/eventcoverage/ptphi11/welcome Estratti Starts Modern Revolution in Philly] ([[WotC]]、英語)
 
*[http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/eventcoverage/ptphi11/welcome Estratti Starts Modern Revolution in Philly] ([[WotC]]、英語)
*[http://coverage.mtg-jp.com/ptphi11/ プロツアー・フィラデルフィア イベントカバレージ] (WotC、日本語)
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**[http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/arcana/793 Highlights from Philly]([[WotC]]、英語)
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**[http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/feature/159d PT Philly Modern Metagame Breakdown]([[WotC]]、英語)
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*[http://coverage.mtg-jp.com/ptphi11/ プロツアー・フィラデルフィア イベントカバレージ] (mtg-jp.com、日本語)
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**[http://mtg-jp.com/reading/kuroda/002159/ プロツアー・フィラデルフィア分析編 その1](mtg-jp.com、『[[黒田正城]]の「エターナルへの招待」』から)
 
*[[トーナメント記録]]
 
*[[トーナメント記録]]
  
 
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[[Category:プロツアー|ふいらてるふいあ2011]]
 
[[Category:プロツアー|ふいらてるふいあ2011]]

2014年3月27日 (木) 13:57時点における最新版

プロツアーフィラデルフィア11/Pro Tour Philadelphia 2011は、2011年にアメリカのペンシルベニア州で開催されたモダンブースター・ドラフトプロツアー

モダンがフォーマットとして採用された初めてのプレミアイベント欠片の双子青赤昇天感染などのコンボデッキの活躍が目立ち、Zoo親和といった高速ビートダウンがこれに次ぐ戦果を上げる。対照的にコントロールデッキは苦戦を強いられた。開催前からの注目株で、参加者数トップの12postは強い警戒と環境の速度に押され、2日目進出率約20%、3日目進出者1名にとどまった。優勝は欠片の双子を用いた、イタリアのSamuele Estratti

台風の影響で関西勢の不参加が目立ったが、日本人からは中島主税が4敗ながらオポネント・マッチ・ウィン・パーセンテージの差で予選8位に滑り込み、3日目に進出。ベスト4入賞を果たした。

  • 当初は構築部門はエクステンデッドとなる予定だったが、Magic Onlineの統計で青白石鍛冶系デッキが環境を制圧していたため、禁止カードを出すか、フォーマットを変えるかという選択を突きつけられた。WotC側はプロツアープレイヤーのほとんどがMOで練習を積んでいる事や、急遽禁止カードを出すことによるプレイヤーの不利益を考え、開催1ヶ月前に急遽モダンに変更された(参考/翻訳)。

[編集] 基本データ

[編集] 上位入賞者

[編集] 参考

2011シーズン
プロツアー パリ - 名古屋 - フィラデルフィア - 世界選手権(サンフランシスコ)
国別選手権 中国 - 日本 - フランス - オーストラリア - オーストリア - イタリア - アメリカ - ドイツ - スペイン - イギリス - カナダ - アルゼンチン - ブラジル
グランプリ
名古屋予選 アトランタ - パリ - デンバー - バルセロナ - 神戸
フィラデルフィア予選 ダラスフォートワース - ロンドン - プラハ - プロビデンス - シンガポール - カンザスシティ
ホノルル12予選 上海 - ピッツバーグ - モントリオール - ミラノ - ブリスベン - アムステルダム - サンティアゴ - 広島- サンディエゴ
その他 ヴィンテージ - レガシー - ブロック構築 - 日本レガシー - バトル・オブ・チャンピオン - Limits - Finals
1995-19961996-19971997-19981998-19991999-20002000-20012001-20022002-20032003-20042004-20052006200720082009201020112012201320142015201620172018201920202020-20212021-20222022-20232023-2024
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