マナ漏出/Mana Leak

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
10行: 10行:
  
 
*この「相手がマナを支払わない限り」の能力は、のちに[[リスティック]]として[[プロフェシー]]のメカニズムで使われることとなる。一般的にリスティックは相手に選択権があるために弱いとされるが、打ち消し呪文という性質上、相手が先にマナを出した後であることが普通であるため、相手がマナを払いたくても足りなくて払えないという状況がよくある。
 
*この「相手がマナを支払わない限り」の能力は、のちに[[リスティック]]として[[プロフェシー]]のメカニズムで使われることとなる。一般的にリスティックは相手に選択権があるために弱いとされるが、打ち消し呪文という性質上、相手が先にマナを出した後であることが普通であるため、相手がマナを払いたくても足りなくて払えないという状況がよくある。
*[[第9版を選ぼう]]の投票において[[記憶の欠落/Memory Lapse]]に勝利し、[[第9版]]に再録されることとなった。
 
*[[第10版]]では対抗呪文の調整版[[取り消し/Cancel]]に基本カウンターの座を譲った。
 
 
*[[サイクリング]]がついた[[誤算/Miscalculation]]や一回り大きい[[巻き込み/Convolute]]など、多くの亜種が存在する。また、これ自身も[[魔力の乱れ/Force Spike]]の発展系として扱える。
 
*[[サイクリング]]がついた[[誤算/Miscalculation]]や一回り大きい[[巻き込み/Convolute]]など、多くの亜種が存在する。また、これ自身も[[魔力の乱れ/Force Spike]]の発展系として扱える。
 
**[[下位種]]の魔力の乱れや[[上位種]]の巻き込みと比べてみると、マナ漏出の[[コスト・パフォーマンス]]がよくみえてしまうのは時代の流れというべきか。
 
**[[下位種]]の魔力の乱れや[[上位種]]の巻き込みと比べてみると、マナ漏出の[[コスト・パフォーマンス]]がよくみえてしまうのは時代の流れというべきか。
 
*「漏出」は「ろうしゅつ」と読む。「マナ露出(ろしゅつ)」と書く間違いが多い。
 
*「漏出」は「ろうしゅつ」と読む。「マナ露出(ろしゅつ)」と書く間違いが多い。
 +
*[[第9版を選ぼう]]の投票において[[記憶の欠落/Memory Lapse]]に勝利し、[[第9版]]に再録されることとなった。
 +
*[[第10版]]では対抗呪文の調整版[[取り消し/Cancel]]に基本カウンターの座を譲った。[[基本セット2011]]ではそろって収録されている。
  
 
==参考==
 
==参考==
 
*[[不確定カウンターカード]]
 
*[[不確定カウンターカード]]
 
*[[カード個別評価:ストロングホールド]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:ストロングホールド]] - [[コモン]]
 +
*[[カード個別評価:基本セット2011]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:第9版]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:第9版]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:第8版]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:第8版]] - [[コモン]]

2010年7月10日 (土) 22:52時点における版


Mana Leak / マナ漏出 (1)(青)
インスタント

呪文1つを対象とする。それのコントローラーが(3)を支払わないかぎり、それを打ち消す。


対抗呪文/Counterspell基本セットから落ちた第8版第9版の、スタンダードでの基本カウンター呪文対象の呪文のコントローラーが3マナ支払わないと打ち消す。

序盤はほとんど確定カウンターとして働く。終盤でも3マナも残して呪文を唱えるのは多少難しく、後続の呪文に対する牽制や、また重ね掛けで打ち消すようなプレイングに利用できる。

多色デッキで使う分には対抗呪文よりも使いやすい。第8版に再録された際には優秀なカウンターとしてウェイクの最盛期を支えた。また、不特定マナ・コストを含むということはすべてを護るもの、母聖樹/Boseiju, Who Shelters Allとの相性もいいということである。

さらにヴィンテージではMoxを使う前提での安定性の面から、対抗呪文ではなくこちらが採用される事が多い。Mana Drainよりも優先される事もあり、デッキの安定性に対するシビアな調整が見て取れる。速いデッキはとことん速い環境であるため、2ターン目に打ち消しを構えられないのは致命的なのだ。また、Force of Willが存在するため、後半無駄カードになりにくい事も理由として挙げられる。もちろんパーミッションでは両方採用される事がほとんど。

参考

MOBILE